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ぢぇんぢぇんの問わず語り

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2025.02.28
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​​​​​​​モノクロ祭です
と言っても 英語の音声 中国語の字幕で理解できるのは せいぜい2作品
まず アメリカ映画の「カサブランカ」​(1942年) ​


サムが「As Time Goes By」を弾きながら歌ったこのピアノ

2012年には60万2500ドル(約5000万円)で落札
それが二年後の2014年には 340万ドル(約4億円)まで競りあがった

それ以前 1988年に日本人コレクターが落札した時は15万4000ドル
(約1232万円)

80年代と言えば日本はバブル真っ盛り 円高でもあったし
40年以上前のピアノに
ポンと1000万円以上出せたんだろうなぁ
ちなみに この時競り負けたのが 現アメリカ大統領のトランプ氏だったらしい

​閑話休題​

この作品は何回も見たので 英語がわからなくても内容 場面展開が分かる
​中国語では1988年にラジオでやっていた「广播电影院」(ラジオ映画館)
録音して何回も聞いた  
その割には 覚えていることは少ない
今回の字幕で「あ、前と違ってる」と明確に分かったのは二か所
​​「As Time Gose By」の中国語訳が 「时光流转 」→ 「时光飞逝」に
警察署長のルノーの「I’m afraid not」の訳が「恐怕不可能」→「我恐怕不会」に
大勢に影響はないが  でも何でこんな細かいセリフを覚えてるんだ?

この作品で ず~~っと意味が分からなかったシーンがある
最後の空港の場面で ルノー署長がミネラルウォーターの瓶を​ゴミ箱に投捨て 
更にそのゴミ箱を蹴飛ばした場面だ


なぜわざわざこのシーンを?
あのミネラルウォーターはヴィシー水 ヴィシーという温泉地特産の水だ
ドイツは自国に協力する為のフランス政権をそのヴィシーに設立した

カサブランカもヴィシー政権下の街
ゴミ箱に捨て更に蹴り上げた意図は 実は取締る側の彼の心がレジスタンス運動に
賛同していたという表れだったのではと思う
そこまで深い意図があったのかと考え付いたのは30年位前か
それまで何を見ていたんだろう  もちろん答えは簡単 何も見ていない

昭和17年にこんな作品を作っている国に戦争を吹っ掛けたなんて なんと無謀な
その程度しか思っていなかったが 歴史背景を知ると また違った見方が出来る

もちろん そんな肩の凝る見方はほとんどしない
でも 何回見ても惹かれる理由は何かあるのだろう

ちなみにこの作品で一番好きな場面は リックの店の強制封鎖を命じたルノー署長が

賭博の儲けを何のためらいもなく受取るシーン

なんか うなずける
​​​​​​​​





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Last updated  2025.02.28 10:44:50
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