肉を分けてくれる人
今朝の「鬓边不是海棠红」で なんとなく「こういうことなのか」と納得してしまった場面があった22話なんだけど やっとの思いで仲間に引き入れた小周子が虐めに遭い 実力を出せずに対決に負けたあと 商老板が行きつけの醤醤麺屋に連れて行き 素の麺(具なし)でいいという小周子に モツ煮スープと麺とゆで卵4個と 肉2斤を頼んで一緒に食べる食べきれないという小周子に「ゆっくり食べろ」と言いながら 肉を麺の中に入れてやる商老板今まで悲惨な環境の中で虐げられ 肉を口にしたのも数年ぶりという14歳(多分数え年)は 自分に先に肉を分けてくれる人に 初めて出会ったんじゃないか?肉は中国の麺に普通に入ってくる 薄い小間切れのようなヤツ それを数切れ(私は断然一皿に盛られた4つのゆで卵の方が気になったが)ちょっとウルッと来てしまった大切にしてくれる誰かがいる 自分のことを思ってくれる誰かがいる相手も大切にしたい誰かだからこそ おかずを取り分けてくれるあ~ 中国の人がいつも茶碗におかずを入れてくれるのは この感覚なんだ家族でも 友人でも 普通にやってるよな~余り馴染みのない行為だから いつも「自己来」(自分でやります)と言っちゃってたけどそういえば昔の中国語のあいさつ言葉に「吃饭了吗?」チーファンラマ?ご飯食べた? というのがあった いつ使ってもいい 満足に食べるのが大変だった時代の名残か今は みんな食べ過ぎるくらい 食べられていそう食習慣って 分かりにくいし 慣れづらいけど 尊重しないといけないな大切なことだもんね