2007/11/05(月)15:52
勝ちましたね
嘉人、カンジョのゴールで2対0で勝利。
これで無事、12/8のユニバーでの試合に駒を進めました。しかし、前半は苦しい展開でした。
縦ポン放り込みサッカーをしてくる福岡に対して
あっさりセンタリングを上げさせるヴィッセル守備陣。
ここで点が入らなかったのは、ひとえに
福岡攻撃陣の決定力の無さ
に尽きるかと思います。何度、“枠内に飛んでたら…(__;)”ということがあったことか。
まるで、何かシュートを弾き飛ばす波動でもあるかのように
アビスパシュートがことごとく明後日の方向に飛んでいく様は
得点することの難しさを感じましたネ。対して、ヴィッセルはポジショニングがかなり混乱してましたね。
相手がパワープレーをしてきたから…と言うこともありますが
“誰が何処に走り込むべきなのか”とか、
“ボールを持っていないときにどういう動きをすべきなのか”とか
その辺りで選手間の意思の疎通が取れてなかったように思います。
特に、自陣ゴール前での守備には問題を感じましたね。
相手選手のマークの受渡しが混乱していて、
相手にフリーになってる選手が出て来てましたから。まぁ、やってるサッカー自体はヴィッセルの方が戦術、技術共に
相手より上回っていたように感じるので、
ハーフタイムに修正出来れば何とかなるとは思っていましたが。で、後半は修正が利いたのか一転して神戸ペースに。
神戸らしい、少ない手数で速攻を決めるというスタイルが
ようやく見られるようになりました。相変わらずゴール前にセンタリングを上げられるものの、
しっかりとゴール前の相手攻撃陣の動きを抑えており、
前半のような危なっかしさが無くなっていました。ようやくと言えば、朴康造がようやく去年みせたような
縦横無尽に動き回る動きを見せてくれました。J1とJ2の守備陣のスピード差に戸惑いがあったのか、
去年、ヴィッセルの重要な攻め手であったキレのある動きを
今年はなかなか披露することが出来ていませんでしたが
この試合では、右サイドを単騎突っ走るカンジョらしい姿を
久々に見ることが出来ました。相手GKとの1対1のシーンでも、巧く相手をあしらって
見事にダメ押し点を挙げてくれたのはとても嬉しいですね。ただ、それでもカンジョの本領はこんなものではないと信じています。
石櫃が上がっていったときのケアや中盤での他の選手との連携に
若干不満な点があったので、これからの終盤戦、
試合にどんどん登場して、その辺りの調整を図りつつ
神出鬼没なその動きを見せてくれることを祈っています。
それにしても、福岡の戦術はイマイチよく解らなかったなぁ。
ディフェンダーの長野聡がずーっと前線に張ってたんだけど
これはパワープレーということで良いのかな?
たしかに、戦術的な面で見れば紛れもなくパワープレーなんだが
結果的に4-5-1だった陣形が単に4-4-2or3-5-2になっただけ。
つまりDFをFWの位置で使っただけに過ぎない気がするんだが。
ということは、ろくすっぽFWの練習をしてないだろう長野が
J1に通用するようなFWの動きが出来るわけもなく、
徒に自分たちのスタイルを崩してただけのように感じられます。DFがトップの位置に入って攻撃参加するという奇策は、
終了間際等の短い時間に採ることで効果がある策であって
90分続けるというのは愚作ですよね。。。