2009/03/04(水)22:31
トレード成立
ペナントレースの開幕を一ヶ月後に控え、オープン戦も活発に行われており
各チームともチーム作りの総仕上げにかかっている状況にあるわけですが、
そんななか、阪神、ロッテ両球団の間でトレードが成立しました。トレードの成立について(阪神タイガース公式HP)
久保投手と阪神タイガース橋本投手のトレードについて(千葉ロッテマリーンズ公式HP)やはり、これは救援投手が欲しいロッテから持ちかけられたトレード話でしょうか。両投手ともプロ入り5年目の28歳の投手であり、将来性という面では
遜色ない者同士のトレードのように思われます。
(こういう比較はやきゅつく的で不適当かもしれませんが)
しかしながら、橋本健太郎投手は一時期、JFKに繋ぐ中継ぎ投手として
重要な場面での登板も任されることもあったわけで、その実力は
高いものと(少なくともファンとしては)思われるわけですが
交換相手の久保康友投手は自由獲得枠で獲得した投手であり(橋本はドラフト4位)
ローテーション投手として活躍して新人王を取った選手でもあります。久保投手は去年こそ不振であったものの、それ以前は入団以来、
毎シーズン100イニングを越える投球回数を投げており、
実績のある選手と言えるわけで、阪神ファンの贔屓目から見ても、
正直、橋本投手では釣り合いが取れない気が。それが、こういう組合せでトレードが成立しているということは、
やはりロッテ側としては信頼性の高い中継ぎ投手が欲しかったのかな、と。
対する阪神としては、願ったり叶ったりの話ではないかと。キャンプ前からいわれていた下柳、安藤、岩田に続く先発投手がイマイチな状況は
現時点においても目立った改善が感じられない訳で
そういうチーム事情を鑑みると、実績のある投手が入ってくるのは
非常に大きいのではないかと思います。ともかく…
阪神、ロッテ両球団、そして橋本、久保両投手にとってこのトレードが
実り多いものとなることを切に願います。