と或る神戸至上主義者の徒然日記

2010/03/01(月)21:11

高知に来たかった理由

他人の敷いたレールの上に乗っかってる奴ら(97)

オイラはここ十年ほど、ずっと高知に行きたいと願っていたのですが その理由というのは、室戸岬でもなく安芸キャンプでもなく (それらにもたしかに行きたかったですが) 最大の理由をこの写真が物語っています。 桟橋車庫前電停と桟橋通五丁目電停 posted by (C)うっし~1977…分からないですよね(^_^;)これは、土佐電気鉄道の桟橋車庫前電停と桟橋通五丁目電停を 撮ったものなのですが、この100mもないような区間のために 何年もの間、苦悩し、無念を募らせてきたのです。何故かというとこの区間、前回高知に来た時に乗り損なって とでん完乗を阻んでいた恨めしいところなのです。 前回乗った電車は桟橋車庫前電停どまり。桟橋車庫前で降ろされたオイラの目に映ったのは、 数十メートル先にある引上げ線らしきもの。 桟橋車庫前電停から桟橋通五丁目電停を望む posted by (C)うっし~1977今でこそ小綺麗になって電停らしくなっているものの、 当時のそれは、線路とホーム…というか三和土があるだけで、 おおよそ電停とは思われないものでした。近くまで寄って見れば、電停であることは判ったのでしょうが あまりに隣の電停から近く、引上げ線然としたそれを見たオイラは しばし逡巡した後、 『あれは引上げ線か折返し線であろう』 と思い、その“引き上げ線”からきた電車に乗り、街に戻ったのでした。それが営業区間であることを知ったのは家に帰ってから。 以来、この区間は自身の迂闊さヘの悔恨とともに、 オイラの心の片隅を支配し続けていたのです。 長年の懸案を果たした今は、清々しくさえありますね。

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