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カテゴリ:季節・生活を楽しむ
福岡で9月と言えば・・・
そう 放生会も ですが・・・ アジアマンスです。(笑) これは 平成元年に行われた アジア太平洋博覧会を記念してその翌年から始まったもの。 9月を中心に アジア関連の沢山のイベントがおこなわれます。 公開ガイドブックなどもあって・・・沢山の関連行事があります。 市役所前で アジア屋台や 特設の舞台が出来て・・・ ビールを飲みながら舞台を見たり・・・ アジアの雑貨・屋台をはしごしたり・・・。etc 毎年 沢山の人が その方なりのアジアマンスを楽しんでいます。 さてその中に 福岡アジア文化賞と 言うのがあって、 毎年4名ほどの アジアの文化・芸術の発展に貢献している方が受賞され それぞれの方の 催しがひらかれます。 その中で 私は2件の催しに参加し、 今年はすっかり織物にフォーカスしてしまいました。^^ 一件は タシ・ノルブ氏 ブータンで唯一の 民間伝統音楽グループ を作られた方で 各地のお祭りの歌や踊り(衣装付き)の披露がありました。 きっと 似たようなお祭りの踊りは もう途絶えてしまったかも知れないけれど日本でも行われていたのでしょう・・・。 とても 素朴で 踊りから 祈りがつたわってきました。 もう一件は ドアンドゥアン・ブンニャウォン氏(女性) ラオスの織物研究家のかたです。 ラオスで 機織がうまい女性は ほかのところでみた気に入った柄があれば 同じものを織ることが出来るほどの腕があると の話があり・・・ 前に 博多織の織り元さんのところで コースターなどを織らせていただいたときのこと 2.3色の縦縞だけで四苦八苦しました^^ゞ・・ を思い出しながら 各家で必要なものを織るのだから当たり前なのかも知れませんが 売られていた 複雑な模様の織物を見ながら ため息をついてしまいました。 そうそう ラオスの結婚についてこんな話も 男性が 気に入った女性がいると お母さんが織ったものを見せる。 女性が「このお母さんの所で織物を習いたい」と思ったら 男性に自分の織った布で作った 鞄?をあげる・・・ そしてそれをお母さんが気に入ると・・・OKに。 結婚はお母さんが決めるそうです・・・。 通訳のラオスの方が「女性は・・男性はどうでもいいのかしら??」 と つぶやかれたので 相当 うけていました。 そうなのかな・・?? (笑) それから 衣装・・ ブータンのは「巻き」なのかどうかわかりませんが 何度 衣装替えがあっても一緒だったので 多分、着物と同じで 左が前になっていました・・・。 そしてラオスのは 広い幅のまま円形のスカートに仕立てられていて 広い分だけ 折り曲げ、ベルトをして着る。 そのスカートが3つの部分に分かれていて ウエストの近く・本体?・すそ 好みで付け替えるそうです。 とても合理的で 楽しい発想ですね。^^ 始まる前に 展示・試着コーナーに行って、気になって聴いてみました。 「日本の着物のように 曲げる方向(どちらが上)は決まっているのですか?」 すると 講演の中で答えをいただきました。 「どちらでも その人が好きなほうにまげていいのです。」と・・。 織物・着るもの ひとつとっても文化の違いは面白い物があるなぁ・・と 感心してしまいました。 私には 織物生活はできませんが・・・^^ゞ ちょっと興味を引いたものを 掘り下げて見るのも面白いですよね。 さて あなたも いつもなら通り過ぎるものに ふと気を引かれてみませんか? たとえば いつもと違う道を通ったり・・・ そう それは簡単に出来る変化です。 そうすると 何があなたを引き止めるでしょうか? 引き止められたら それをちょっと 探求してみませんか? あなたにとって 素敵なものと出会いますように・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年09月26日 02時18分54秒
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