032014 ランダム
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黒色花

黒色花

第八話「迷ったら聞く」

紅蓮「まっじー、迷った・・・。」
紅蓮は、迷ってしまった。
もう、どちらが、来た方向かも分からない。
さらに、もうあたりは、真っ暗だ。
紅蓮「だー!修羅にちゃんと道きいときゃよかったー!うおおお!腹へったー!」
紅蓮は、その時、はっと気づいた。
同じところをまわっていることを・・・。
紅蓮「やっべーよ!漫画みたいなことになっているよ!ここにドラム缶3つ置いてあったから、多分・・・、あったよー!(泣)」
半泣き状態に陥った紅蓮は、とりあえず、その場に座ることにした。
紅蓮「やべぇよ、このままだと、爆炎たちの出番ねえよ、怒るぞ、あいつら・・・、ってこんなんじゃねー!」
もう一回、紅蓮は、考え直した。
どうやってここに来たか、どうやって戻るべきか。
紅蓮「・・・、やっぱわかんねー!・・・、ん?そーいや、俺、あんときどうやって助かったんだ?」
紅蓮の、頭に疑問がよぎる。
それもそのはず、あんな重症で歩けるわけがない。
紅蓮「んー、修羅が駆けつけたというのも、むしがよすぎるし・・・、でも、今現在俺生きてるし・・・。」
だんだん、紅蓮は、考えるのがめんどくさくなってきた。
紅蓮「うだー!分からん!本人に聞くしかねぇ!でも、わからねーんだよなぁ・・・、どっち行けばいいんだろう・・・。」
その頃、爆炎たちは・・・。
爆炎「・・・、おっそーい!何やってんだ!?あいつは!」
信吾「何か、事故にでもあったんじゃ・・・。」
爆炎「ありえん!あいつが事故なんて!逆に、あいつが事故おこしそうだよ!」
信吾「・・・、なら、道草くっているだけですかねぇ・・・?」
爆炎「うーむ・・・、なら探しに行くか、今から。」
信吾「そうですね、一番早い方法ですね、いきましょう。」
その頃紅蓮は・・・。
まだ迷っていた。
紅蓮「・・・、マジやっべぇ・・・、だれか助けてぇ!」
???「・・・、みっともないぞ・・・、紅蓮。」
紅蓮「んだとぉ!?って修羅か?」
修羅「そうだ、心配できてみたら、このざま、情けねぇ・・・。」
紅蓮「黙れ・・・、って何で俺の名を?言ってないじゃん。」
修羅「・・・、そんなことよりも、早くここから出て行け、さもないと・・・。」
紅蓮「道教えろ。」
修羅「・・・、はいはい・・・、分かりましたよ・・・、一緒に行ってやるよ・・・、行くぞ・・・。」
紅蓮「イエーイ!」
続く・・・。


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