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読んで字のごとく

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2006.10.01
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 本棚の整理をしようとしてあふれる本をいるものといらないものにちぎっては投げちぎっては投げとしている途中で昔読んだ本を懐かしみ、ついつい読みふけってしまい日が暮れてしまったという経験があるのは自分だけだろうか。私は経験どころか毎回でいっこうに整理がつかず逆に散らかってしまうほどだ。
 さて、今回高校での使用した教科書「倫理」を発掘してしまい、事件は迷宮入りとしてしまうしだいである。宗教での考え方、人間心理、これからの我々はどうあるべきかなど精神的な部分を題材にしたこの一冊、いま見てみればよくまとめたものだと関心する。この科目は当時もよく考えさせられたのだが、今みてもやはり考えてしまう。
 中でも一番思考したことは倫理力の問題である。古人が一生かけてみつけた化学力は時がたつにつれ蓄積され、魚が空を飛び(輸入のことね)、鉄の塊(車など)がとんでもないスピードで飛び交う時代になった。当然倫理力も蓄積され、世界全体は平和になったとさ。(終)
 あれ?最近戦争があったし、日本でもばかばか人を殺したり殺されたり。そう、倫理力は内面的なもので資料に残したり、情報を蓄積させたりすることができない。例えできたとして後世の人がその人の考えを理解できているかどうかはわからない(自分では相手のことを理解してたつもりでも全然わかってなかったことはないですか?)。最近は昔より知識は充実したかもしれないが、精神的なものは劣っているのではないだろうか。
 そんなこんなでいろんなことを考えさせられる本です。薄くてわかりやすくかいてあるので少し自分を見つめ直したい、倫理を学びたい人の入門編として使えるはず。そして私の本棚は片付かず。
 





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Last updated  2006.10.01 22:56:57
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