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カテゴリ:小説
「インシテミル」米澤穂信 なかなかよい作品です。雰囲気もよかったし、結末も最後までわかりませんでした。 ただ、気になった点がいくつか。 一つ目は、最初のほうに出てくる十戒の一つ、違反してない? 無理に解釈すると、●●が△△になった後は××をしてないってことなのかな。十戒のこの一文はいらなくても、話は成り立ったと思うな。 もう一つは、犯人の動機の背景が書かれなかったこと。消化不良です。 それにしても、こういう作品は好きだなあ。たぶんクリスティの「そして誰もいなくなった」と、綾辻行人の「館」シリーズの影響が強いんだろうけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.03 21:03:47
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