2006/06/22(木)16:37
停電でした
今日もアイオワのどこかで雹が降ったようです。ニッケルほどの大きさだったようですが。雨が降り出して、雷が鳴るとみんなネットやラジオで天気予報をチェックし始めます。こんなに竜巻が多いところに住んだのは初めてで、これがいつか日常になるときがくるんでしょうか。
天気が崩れだす前にネットが使えなくなったので、みんなもしや! と思ったようです。まずはインターネットが不安定になって次にケーブルテレビ、そして電気の順で使えなくなります。
3時に停電になりました。今日は残念ながらパソコンの作業ではなく、いままでに作りためた白地図に情報を書き写すという楽しい仕事でした。これが終わらないのです。こんなに中指のたこが痛くなったのは大学を卒業してからは久しぶりでした。もちろん楽しいというのは冗談です。
停電は30分くらい続きました。でも電話は使えました。なんででしょう。
パソコンが使えないとほとんど何もできないので、みんな仕事を中断しておしゃべりとかしていました。部屋自体もものすごく暗くて書き物もしづらい状態でした。帰りたい人は有給を使ってもいいよ、と言われましたが、帰った人はいないようでした。
最初みんなパニックになっていましたが、「ちょっとわくわくするね」って言ったら暗がりで女の子がくすっと笑っていました。自分がこうしていられるのも日本に自然災害が多いからかもしれません。
どこかでがたっと物音がするといまだに地震では? と思って身構える自分がいますが、アメリカ中西部では本当に地震が起こりません。でも万が一のことを常に考えているのは悪いことではないと思います。