上司と部下のコミュニケーション
上司が部下のことをまったく信じておらず、部下が上司のことをまったく信じていない時。まずは選択することから始める。それは上司が。上司がこの関係をどうするかを決める。1)「自分には育てられない」と白旗を上げる。2)「育てよう」と決断する。1)を決断したならば、そのまた上司に伝える。2)を決断したならば、まず始めにすることは、部下が育つ可能性があると信じること。なぜ、このようなことをいうかというと、この状態になると、上司は部下が育つとさえ思っていない場合が多いから。まずは信じないとうまくいくはずがない。どうしても信じられないのなら、早々に白旗を上げよう。お互いのためだ。人は信じてもらえると頑張ってしまうもの。すごく信じてもらえるほど、すごく頑張る。打算ではなく思わずといった感じで。どうしても信じられない時は、上司は、もうひとつ考えてみる課題がある。それは、上司はそもそも自分自身を信じているのか?ということ。では、そんな上司についてしまった部下はなすすべがないのか?ひとつだけできることがある。それは、自分で自分を信じること。ここに書いたことは、ある意味、難しいことは分かっている。ただ、人間関係で問題が発生する時は、両方何か考えた方が良い課題がある。そして、どちらも自分で解決できる方法があるということ。その方法とは大雑把に言って自分を変えること。なぜなら、人を変えることよりも、自分を変える方がまだ易しいから。