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次はコモン2。
私が気に入ったのはアンデス共同館。 何ともシンプルに写真パネルのみでサッパリと見せていくスタイルが不思議に強く記憶に残った。 元々南米が好きで、ペルーという国が大好きだからか? 昔からマチュピチュには死ぬまでに絶対行きたいと思っていたりして、 そしていつかの日本大使館での事件で、 フジモリ大統領のあの決断と行動に感謝と尊敬の念を強く抱き、 私のペルー好きは決定的になった。 ぐるぐると通路に沿って館内を見るうち、民族音楽が聴こえてきて、 そのうちぐんぐんと音のダイナミックレンジが広くなってきて、これはライブだ! とどんどん足が早くなり、 行き着いた場所でやっぱりペルーのバンドがライブ。 これがすごく良かった~*:・'(*⌒―⌒*))) ものすごい生命力と 躍動感に触れることが出来てラッキーでした。 そう云えば、小さな頃から「コンドルは飛んでいく」とかああいったフォルクローレ、 好きだったな~ あまりの混雑振りに即売のCDは買えず、今度行ったら絶対買うぞと決心。 バンド名は「ISSAY」。(アマゾンで探したけど無かった(ノ_・。) 喉が渇いたのでこのパビでアセロラ(だったと思う。記憶違いだったらごめんなさい)の100%ジュースを飲む。美味しかった!! これで今日の紫外線影響は食い止めた。 そして、おみやげコーナーで目を止めたのはペルーのお守り。 小さい小さいスーヴェニール。一個200円。7個で1000円。 かわいい! 陶器で作られた、てのひらサイズ(高さ2センチ、横1センチ弱)の 人形には小さな穴が二つ空いていて、 ここに糸を通し、持ち歩いてね、ということらしい。 日頃から「招き猫」とかの根付関係が好きで、神社やお寺さん、 旅行先でこういったものを見つけるとどうしても買ってしまう。 たくさんある中から、7個を選ぶにどれにしようと真剣に考えていると、 一緒に行った人が店員のペルー人の男性店員の方と話し始めた。 その方はスペイン語を少しだけ話せるのです。 私は挨拶語5つくらいしか知らない(~_~;) ペルー男性は少しでもスペイン語で会話が出来ることにすごく喜んでいるようで、 私に「え?この方スペイン語話せるんだ(・∀・)?すごいよ!カンゲキだよぉ」と ペラペラと語りかけた(と思う)。 私は何云ってるのかわかんないけど、その瞬間の温度と、彼の 驚き喜んだ表情を見逃さなかったので勝手に解釈して、 ウンウンとニッコリ頷きつつ、人差し指と親指で 「ほんのちょこっとね♪」とボディランゲージをしてみると。 「( *^▼^)ノ!!」って感じで、彼はさらなる笑顔の花を満面に咲かせて何か云っていた。 傍目で見ているにも本当に楽しそうで。 おまけに「10個で1000円はどう?」と同行した人が聞いたら ペルー男性は、さらに喜んだ表情で 「オーーーッヾ(*≧∀≦)ノ彡☆」っと喜んで困ってました(^.^) 結局値引きはしてくれませんでしたが、何というか、 まとわりついてこず、限りなく陽気で、笑顔笑顔笑顔。 「アディオス!」「アディオス!セニョリータ!」 「アスタラヴィスタ!」 言葉を交わしあい、彼は私たちが見えなくなるまで手を振ってくれた。 大してお金を落としていかなかった私たち(~_~;)に対して、 この友好感。 この出来事。 とっても良い想い出となりました。 人間対人間。出逢い、触れ合いはこの世の花か星か月か。 忘れた頃に時流の隙間できらっと光る。 見間違うようなタイミングのものでも、気づきたいと思っていれば必ず意味するところがするすると手繰り寄せられる。 「袖刷りあうも・・・」をモットーとする私。 この小さな出来事を通して何かを再度見つけたような気がしました。 100年後には間違いなく私は骨になる。 ペルーに行くということをはじめ、まだ叶えていない夢を真剣にプログラミングし、 実現しようと心に誓った。 何度目かわからない誓いなんだけど。 きっと何か意味があるよね。 アルゼンチン館も目的のひとつでした。 この国とは昔から縁があって、アルゼンチンの国旗もなぜか家には 置いてあったりして、過去この国からお客さんが訪れるときには 玄関に歓迎の意味から飾ったりしていたりして、 かなりの友好がありました。 で、アルゼンチン館。↑のカテゴリー分けで云うと、やっぱDかな? タンゴ・ダンスのショータイムがあるというので見てみた。 が、ダンス自体のレベルは国を代表してのものではなかった。 (気分を悪くされた方がおられたらごめんなさい。あくまで個人的感想です(~_~;)) 同行した人が「今日踊るのは何という人ですか?」と案内の日本人スタッフに聞いたら「そんなに有名な人じゃないですよ」と 云ったらしいけど (それは、あまりにも・・・の言い草っすよねw) しかしながら、それはどうやら本当で。たまたま私が見た日だけか? まず選曲がもったいない。アルゼンチン・タンゴを毅然と踊るためには アルゼンチン・タンゴをその体からあらわすような ナンバーを持ちいらなければあの炎のダンスは表現できず、 消化は出来ません。 私は子供の頃からアルゼンチン・タンゴを日常的に耳にしていますが、 もう、聴いてるだけで興奮してきて、「血沸き肉踊る」激しい旋律がある。 ライブで聴くと、ハードロックやヘヴィメタなど簡単に 飛び越え、打ち破る波動を本当に持っています。 (昔、銀色のジェラルミンケースを毎日持ち歩いていたロックねーちゃんだった自分の過去を踏まえつつ話しています>) それは、↑のペルーの音楽とロジックは同じで、やはり民族音楽というのは その国の魂が刻まれているからなんではないかと思ったりする。 心の沸騰するその激しさ。これこそがアルゼンチン・タンゴの本領。 その激しさの中には人間の業もあり、愛もあり、哀しさもあり、 刹那も息づき・・・ 非常なる激しい魂の調べ。こういう選曲をしないことには ダンスの本領も発揮しづらく。 日本でも小松亮太くんが何年か前から活躍していて、彼の存在からタンゴに慣れ親しみはじめた方も多いことでしょう。 アストラ・ピアソラというダークホース・プレイヤーも 日本国内で浮上したりという現象も起こりましたよね。 (彼の「リペル・タンゴ」は私も好き) じゃあ「アルゼンチン・タンゴ」ってなに? という方におすすめするのは、スタンダード・ナンバーとして 「ラ・クンパルシアータ」「エル・チョクロ」そして 「フェリシア」「黒い瞳」でしょう。 花鳥的にはコンチネンタル・タンゴよりも、アルゼンチン・タンゴのバンドによるバージョンを死ぬほどおすすめします。 ファン・ダリエンソ楽団を筆頭として、フランシスコ・カナロ楽団とかがおすすめですね。 この日はコンチネンタル・タンゴに近いタラーーンとした和みナンバーだったので、 当然ダンスもそんな感じになったんでしょう。 ダンサーの方のbodyも気になってしまった。 いや、人の体脂肪率にどうこう云える身体ではないんですけどね、 もうちょっと・・・・。 アルゼンチン・タンゴのダンサーはただ痩せてりゃいいってもんではなく、 その激しい情感をあらわすためには、それなりの肉体が 必要。簡単に云えばボン・キュッ的なくびれが必要なわけで。 日本のタレントで云うと、武田久美子的ボディが一番近いかな。 木の実ナナさんとかも近い。 太めでもいいんです。引き締まっていれば。 細くてもズンドーだったり、胃まわりや背中にタプンとお肉がついていたらアウトです。 そして若くなくてもいいんです。 アルゼンチン・タンゴーのカップルダンサーで、ベテランとされる 上手い踊り手たちは大方が夫婦で、お子さんもいらっしゃる方が多い。お互いがお互いをよく知りえてるからこそのカップル・ダンサーで、だからこそ「熱い」タンゴを表現できる。 ということから、ある意味、この日のダンス・ショーは、超超入門編の方にとっては誤解を招きそうで心配で、つい(~_~;) いや、水準内にはありますよ。確かに。 けれども、これが「アルゼンチン・タンゴ」だ、とは 信じてしまうのは早急、ということのみお知らせしておきます。 (お気を悪くされた方がおられたらごめんなさいね(~_~;) (つづく) ※6/22午後誤字修正 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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