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テレビのニュースを見ていたら、大分の日田市でカントウ地区と言うところは、今年の三月で小学校が廃校になったため10人の生徒がタクシーで登下校している、というのがあった。朝の7時半にタクシーが迎えに来て校庭まで送っている。小学生がタクシーで登校・・・・・ごく少人数の為。この生徒達が他の生徒達に、いいなぁ、お前らばかりといじめられるのではないかと思った。だが、そんな事は無いようで、起こっているのはもっと別の問題だ。子供らが晩の九時には寝ていたのに、体を動かす機会が減った為、十時すぎまで起きているのだとか。今までの生活と変わってしまったので、体にストレスを感じては無いのだろうかと心配もされている。五年生くらいの女の子は、鳥の声とかを聞かれなくなったと言っている。それも可哀想だ。小学生でも、自然の中で育った子はそんな事を言うものなんだ、と感心した。学校までは10kの道のりの為、歩かせるわけには行かない。私の小学校の時は、遠距離通学の生徒には、現金が配られていた。状袋に入れて直接、先生から生徒の手に渡されていたのを見ている。金額はいくら位だったのか、全くわからない。だが、道のりは10Kもなかったので、此の場合とは違うかな。その遠距離通学の生徒らだが、その日の乗り合いバスの運転手が、たまたまその地区の人だったらしく、他に乗客はいなかったのか、「おじさん、乗せてぇー」と子供達に叫ばれて、その生徒らを無賃乗車させたらしい。バスは途中で終点になるのだけれど、少しでも歩かなくていいと思うと喜んで乗ったらしい。それが、どのようにして学校側に伝わったものなのか全く判らないが、翌日先生に怒られていた。遠距離徒歩の為に補助金が出ていると言うのに、そんなことするとお金が貰えないよと言われていた。そんな事を思い出してしまった。 去年は日本の人口が減少に転じた年である。毎年言われている少子化問題だが、こんな形でやってくるんだなと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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