闇の現

老若男女色んな方が店にいらっしゃるが

私はよく　首筋、手を見てしまう

何故か

それは　自分の気に入らない部位だから

他全てに満足しているわけではありません

ただ　人目につきやすい場所なんで。

自分のが醜いから　人の手は余りに綺麗で羨ましくてこんな体が嫌いで

笑いながら接客してても　心は沈みきってたりする

云わば後遺症？

消せないこの痕

見るたびに目を背けたくなる

今やそれなりに苦労なく過ごせてるから

昔の自分を忘れそうになってしまう

決して忘れてはいけないのに。


アレルギー性皮膚炎

今流行り（！？）のアレです。

一番ひどかったのは　小２～３の時

全身ただれていた

汁っぽくて　肌に服がはべばりつく。

顔も真っ赤。

二重のはずの目は　目蓋がはれて一重に。

お風呂に入るのも地獄

汗をかいては　痒み・痛みを感じ

その汗を流すために　母親がシャワーをかける

泣き喚きながら耐えて　狭い風呂場の端にへばりつく。

傷口に塩を塗りこむようなもの

海水がいいらしいと海にも行った

風呂場と比べ物にならない痛み。

人目もはばからず　泣いて泣いて

母が水をかける。

少し綺麗になった記憶がある。

すごくしんどかった。

でも　一生懸命生きていた

小学校で　キモイ　といわれても

友達とじゃれあってて　うわっ手に薬がつく　と言われても。

今思うと　小さかったから　良かったんだね

何も考えなかったから

現在同じ状況になったら？

････死ぬかもね