2005/05/31(火)18:55
阿佐谷のトレロな喫茶 『よるのひるね』。。それと京都木屋町、高瀬川。
ちょっと気になる喫茶があるのですけれど、それが夜の7時から開店というめずらしい喫茶。 (cafe&barといった趣。)
”よるのひるね-夜の午睡-”。
最近、昭和レトロな空気感のただよう時間のベクトルを忘れてしまいそうな喫茶にひかれています。
3ヶ月毎にキモノ会というイベントがあるそうで(予約制だそう)以前に雑誌で豆千代さんの特集に紹介されていたそうです。
こちらのお店はその中でもどちからというと個性的かつディープな印象なのですけれど、もしかするとこういったレトロな雰囲気のあるアンティークな喫茶って、なぜだか独特な場所や条件をそなえているものなのかもしれませんね。
先日京都に遊びに行った際にも昭和レトロな喫茶へ行くことを楽しみにしていたのですけれど、周辺の異様な雰囲気におもわず怯んでしまってうかがえずじまいでした。。
ネットで拝見した店内の様子や紙ナフキンやカップのデザインを一目見たかった。。『ふらんそあ』。
数日前にちょうどテレビで木屋町の憂える現状を報道されているのを見ました。
お昼真だったのですけれど、ところどころに客引きの方とおもわれる人がたっていたり、意外な建物があったりと、肌で実感してしまいました。
番組では廃校になった小学校に子供達を呼び戻す運動などをとりあげられていました。
森鴎外の『高瀬舟』の舞台となった高瀬川の静かな流れに緑の濃くなってきた木々の下を歩いているだけで、ずいぶん情緒にひたれるのに。。もったいないですよね。
昔、水量がまだ豊富だった頃の、ユウタナジイとかオオトリテエへの諦念とともに静かな月夜にながされてゆく二人の影を幻のように思う昼下がりでした。
よるのひるね-夜の午睡- --------
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