2004/06/18(金)17:56
契約更改は百害あって一理無しでは?
近鉄とオリックスの合併問題をパリーグのおえらいさんは認めて正式承認へ秒読みに
なってきたようです。お互いの球団のファンの中には何も考えられなくなっている人も
いるかもしれません。
さて、こんな時期に変だと思われるでしょうが、選手の契約更改についてお話しようと
思います。
結論として私はこの契約更改はプロ野球の世界に置いてマイナスの要因しか生み出さなかっ
たと思います。
中には「選手の契約更改はプロ野球を目指す人間に大きな夢をもたらした!」なんて言う
人もいるでしょうが、自分の年収を明かさなくても有名人の人達は夢を与えているでは
ないですか?例えば、あややに憧れてアイドルになりたいという人達はまずお金は二の
次のはずですし、スポーツをやっているものならばより高い世界でプレーしたいという
純粋な気持ちは誰でも持っているはずです。
選手達は自分の貰っているお金をひけらかさなくたって夢は売れるんです。
私はこの年収のひけらかしが今のプロ野球の年俸高騰に少なからず影響を与えていると
見ています。選手達は他の選手(内外問わず)がいくら貰っているか興味があるはずで
あの選手があれくらい貰っているなら俺はこれくらいは貰えるはずだと基準にしてしまう。
ファンも一種の世論のように勝手にあの選手はもっともらっていいはずだと言い出します。
さらに急激に年俸を上げた選手が他球団に増えだしてそれが報じられれば、貧乏球団の
フロントでさえも球界の流れに少なからずは沿わねばならないのである程度査定を甘く
しなけれなならないのではないか?
実際、イチローなどのスタープレーヤーが年俸の倍増を勝ち取った辺りから、選手の
給料の上がり方が極端になった影響を受ける。
今となっては選手の契約更改をニュースにするのを辞める事は不可能だが、一体こんな
事を誰が始めたのか?野球全盛時にニュース番組や新聞が人気獲得のために始めた事では
ないかと思うが・・。