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プレミアムカーが欲しいわけではないのですが、訳あってレクサスGSの試乗に行きました。オープン当初、試乗のお願いをしたときにはやんわりと断られたのですが、レクサスのメール会員になっていたところ、試乗キャンペーン週間とか始まったとのことで、ウェブから試乗を希望したところ、メールで頼む人はあまりいないのか、あっさり「この日に来てください」という返信メールが。
当日朝、梅田芸術劇場の「12人のやさしい日本人」の電話チケット取りと重なり、てんやわんやの大騒ぎで(結局チケット取れずっ!)、家を飛び出したのですが、午前中にもかかわらず、お店には初老できりっとした頭取風の紳士など、数名のお客さんが・・・・・ 受付は、西川史子を小顔にしたような、いかにも美人ですっ といった方。 「試乗の予約しているんですが」というと、当然ですがお店に連絡が入っていたようで、記帳したあとにいきなり「430にされますか、350で・・・」などと。 車の準備が出来るまで待っていると受付嬢が短ビラのカタログを持ってきました。GSの試乗時のポイントが8項目くらい、フルカラーで説明してありました。 「かくかくしかじかでスーパーなエンジンでね」とか「とてもよく効くブレーキだから注意してね」のようなことがイラスト・写真つきで。ふーん、いろいろお金かけているんだね。 2、3分したら、営業の方が出てきて、さて試乗。 おー、来た来た。ブラックではないけど、かなり濃い色なので、ダークブルーマイカメタリックあたりでしょうか。 当然シート電動だから、そこから操作説明してくれて・・・・・ うーん、こう見ると、なんかスイッチがいっぱい付いているぞー。子供の頃からの習性で、スイッチやボタンを見ると、全部押したくなる衝動を抑えながら、運転に必要な操作類の説明を聞く。 東京モーターショーで、メルセデスのCLKに乗り込みましたが、それと比べても匠の技というのでしょうか、内装のつくりの繊細さはレクサスに軍配が上がりますね。無骨さがいいというなら別ですが。 ただ、車全体のイメージは、趣味の問題ですからねえ。いかにもトヨタ車というレクサス、何度もデザインを練りこんでこだわりの歴史がある欧州車のどちらがいいか、好みの問題でしょうか。 エンジンスタートは、緑のエンジンスタートストップボタン。プリウスで初めて見ましたが、最近の特徴的なトヨタ車はこのタイプが多いのですかね。 「スイッチでスタートする」。「電動なんだな」ということを改めて実感。 ステアリングは思ったよりしっかりした印象。私がハンドル軽く回せる車ばかり乗っていたのでそう思うだけかな。このボディに4.3Lのエンジンですからね、それなりにしっかりした取り回しが出来ないとよろしくないわけで。 2tちかい重量がある車ですが、そんな重さはまったく感じられず、スタートから高速まで滑らかに走ります。 自慢の静寂性も申し分なく、アクセルを踏み込まず、普通に走っている分には、エンジン音さえ聞こえず、静かな移動空間というのでしょうか。 インパネはLEDを使っているのでしょうか、とてもキレイに白く光るのが印象的です。 「踏み込んでいいですよ」なんて言われて、直線の上り坂で周りを注意しながら、アクセルを踏み込めばあっと言う間に120km。おいおい。 これが今の高級車のエンジンなんですね。 帰ってきたら、パソコンで見積りもしてくれました。私が欲しいオプションを付けたら618万円でした。そのくらいするだろうなぁ。 で、「どうだいっ?」てことですが、うーん、とっても優等生な車でした。交差点を横切った時にも、歩行者が「おっ、レクサス」という顔していました。高級感もあるし、性能もいいし、とりあえずカッコいいし、トランクも広いし、おもちゃもいっぱいついているし、レクサスセンターが見守ってくれるし、いいことづくめですが、なにか、強い欲しさがわいてきませんね。贅沢な話ですね。みんな及第点で突出しているところが無いことが実は、この車のウイークポイントなのではないかと。 このクラス以上になると、誰でも認めるすごさ、嫌いな人でも認めざるを得ないくらいすごい魅力が必要になる。そうなれば、よりブランド価値のある車になっていきますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月15日 15時50分21秒
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