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バス停地名学のすすめ

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2007.05.06
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カテゴリ:中野区
バス停データ
◆所在地:中野区 ◆路線:都営バス[宿91]系統他

みなさん、こんにちは。

新宿駅西口から青梅街道を西へ向かう都営バスは、高円寺陸橋から環七通りを南下して世田谷区の駒沢陸橋へ至る[宿91]系統と、北上して王子駅へ至る[王78]系統の二種類があります。路線図を見る限り、どちらも気の遠くなるようなバス停数の路線ですが、乗客の傾向としては短距離でどんどん入れ替わるという感じのようで、私が鍋屋横丁へ向かうべく新宿駅西口から乗車した[宿91]系統も、二つ目の成子坂下で、早くも三割程度の乗客が降りてしまいました。

さて、鍋屋横丁ですが、地下鉄新中野駅に近い青梅街道上にバス停はあり、バス停名の他、交差点名、商店街名、店舗名などなど、鍋屋横丁の名は「なべよこ」の愛称とともに、広くこの地で定着していました。

青梅街道の鍋屋横丁交差点角、現在は三菱東京UFJ銀行のある一画に、江戸時代は「鍋屋」と称する茶屋があり、ここから南西方向に入る通りを鍋屋横丁と通称するようになったといいます。この通りは、青梅街道から分岐する堀ノ内妙法寺への参詣道でもあり、この付近には商家や料亭が多数並んでいたといいますが、なかでもこの角地の鍋屋は、ひときわ賑っていたと伝えられます。また、鍋屋には美しい梅林があったことでも知られ、その名残から、昭和初年の頃までかつての鍋屋跡地付近を梅屋敷と称していたといいます。

その交差点角には、平成14年までこの地にあったという道標の説明板があります。「ほりのうちへ十八丁十間」と刻まれた明治11年建立の道標で、妙法寺参詣道の入口を示していた他、裏面には鍋屋の文字も刻まれていたといいます。現在は妙法寺境内に移設され、保存されているようです。

(次回へつづく)

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最終更新日  2007.05.06 13:29:32
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