|
テーマ:路線バスで小旅行(250)
カテゴリ:品川区
(前回からのつづき)
おかげさまで、3000アクセスを達成しました。ありがとうございます。今後とも宜しくお願いいたします。 斎場向い側の霊源寺脇から西へ入ると、左右を墓地に挟まれた寂しい通りが一直線に続いています。左手に専修寺墓地、右手に桐ヶ谷寺を見ながら進むと、その奥に長応寺があります。境内整備中なのか、大きな山門をくぐるとまるで焼け跡のようながらんとした境内ですが、家康の側室西之郡(にしのこおり)の局が再興したという由緒をもつ寺で、山門には三ツ葉葵の紋が堂々と掲げられています。 長応寺の先から星薬科大学に沿って南へ歩くと、やがて旧中原街道に出ます。江戸市中と相州(現神奈川県)平塚を結んだ中原街道は、五反田から都道2号線として西へ伸びていますが、この付近では並行して旧道が残されています。西五反田6丁目から荏原2丁目の平塚橋手前に至る1キロ弱の旧道区間ではありますが、子別れ地蔵、供養塔群、戸越地蔵など、旧街道ならではの見所も多くあります。 バス停に戻り、目黒不動尊方面へと歩きます。近くに東急目黒線不動前駅がありますが、地下鉄南北線乗り入れを機に高架駅に生まれ変わったものの、駅の西側ですぐトンネルに入ってしまうほど、桐ヶ谷西方の武蔵小山方面は、土地がぐっと隆起しているのが歩いていてもよくわかります。ふと、通り沿いの公園に「西霧ヶ谷公園」の名があるのを見つけました。「桐」ではなく「霧」の字を使っているところに、区の地名に対する丁寧な姿勢が感じられて、少し嬉しく思いました。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.05 22:20:59
コメント(0) | コメントを書く
[品川区] カテゴリの最新記事
|