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バス停地名学のすすめ

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2007.11.25
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カテゴリ:品川区
(前回からのつづき)

ゼームス坂の碑の向かい側には、高村智恵子詩碑があります。碑の立つ場所は、かつてのゼームス坂病院の跡地の一画で、智恵子がこの病院で亡くなったのは昭和13年のことです。碑には高村光太郎の「レモン哀歌」が刻まれていますが、碑の高さは智恵子の背丈に合わせ、文字は光太郎直筆原稿のものを刻み込んでいるといいます。

さらにゼームス坂を下り、左手の小道を少し入ると、二日市公園という小公園がありますが、調べてみると、かつてこの付近に二日五日市という字名があったようで、公園名はその旧地名を伝える貴重な名称といえることがわかりました。周辺の農家が野菜を持ち寄って市を開いたことに因む地名で、近くにある京浜急行の駅名でお馴染みの青物横丁の地名も、この二日五日市が青物市だったことによるといいます。

坂は緩やかにさらに下っていきます。すぐに、ゼームス坂上のひとつ先のバス停、品川銀座が見えてきます。周囲の商店をよく見ると、昔ながらの看板建築の商店もいくつか見られ、足早に通り過ぎるのは勿体ないような街並みが続いています。坂を下りきった先には、風格ある天龍寺の山門が見えています。ここは、境内に沿って東へ入る道に延々と煉瓦塀が残されていることでも知られています。ゼームス坂通りは天龍寺門前で右に折れ、京浜急行新馬場駅近くの第一京浜に辿り着きます。

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最終更新日  2007.11.25 21:50:08
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