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バス停地名学のすすめ

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2008.05.16
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カテゴリ:瑞穂町
みなさん、こんにちは。
いつも「バス停地名学のすすめ」をご訪問いただき、ありがとうございます。

さて、既に予告させていただきましたとおり、今回からは「連載200回突破記念」としまして、「梅70編・拡大版」全4回シリーズをお届けします。
取り上げるバス停は「箱根ヶ崎」です。今年の2月から延々と続けてきました「梅70編」も、ようやく終点の青梅が近づいてきましたが、あっさり青梅に辿り着くのも味気なく思い、箱根ヶ崎での途中下車をゆっくりと楽しんでみることにしました。みなさんもご一緒にお楽しみいただければ幸いです。

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バス停データ
◆所在地:西多摩郡瑞穂町 ◆路線:都営バス[梅70]系統他

バスは殿ヶ谷から石畑へと進むと、右手前方の丘陵先端部に建つ瑞穂町のシンボル、ビューパークスカイホールが見えてきます。東大和市の奈良橋から常に街道右手背後に姿を見せていた狭山丘陵とも、間もなくお別れです。

石畑バス停を過ぎると、間もなく左手から残堀川が近づき、青梅街道は吉野橋に差しかかります。その橋上に瑞穂第一小学校バス停がありますが、右手を見ると道路脇に建つ吉野岳地蔵堂が目に入ってきます。中の地蔵像までは見えませんが、堂そのものは小ぶりながらも立派な唐様建築で、大きく張り出した屋根が存在感を遺憾なく発揮しています。

吉野橋で残堀川を渡ると、青梅街道の左右は俄に商店街の街並みとなり、瑞穂町の中心地である箱根ヶ崎の市街地へ入ったことがわかります。といっても、人通りは少なく、シャッターを下ろした店も目立つようで、商店街らしい活気のある息遣いは聞こえてきそうにありません。見れば、街灯には「元気を出せ! 商店街」の文字が入ったペナントが、風に揺れています。

瑞穂町役場入口バス停を過ぎると、やがて左手にまだ新しい時計台が見えます。この場所には、もともと昭和6年に建造された木造の時計台があったといいますが、老朽化のため昭和30年代後半に解体撤去され、それを平成15年に復元したものが、現在の時計台です。時計台の左手を青梅街道から南西方向に分岐していく通りは、近世の頃に整備された旧青梅街道にあたるといい、時計台は新旧街道筋の追分地点に位置していました。時計台の脇を走り抜けると、バスは間もなく箱根ヶ崎バス停に到着します。

(次回へつづく)

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最終更新日  2008.05.16 23:21:42
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