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バス停地名学のすすめ

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2008.08.14
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カテゴリ:台東区
バス停データ
◆所在地:台東区 ◆路線:都営バス[S-1]系統他

みなさん、こんにちは。

この春から、都営バスに「東京→夢の下町」と名付けられた観光路線バスが登場したのを、ご存知でしょうか。東京駅から日本橋、秋葉原、上野、浅草を経由して両国までを結ぶ路線で、東京下町の定番観光地を順番に回っています。観光路線ではあるものの、[S-1]という系統番号が付けられ、一般路線と同様、200円の運賃で誰でも乗車できます。使われる車両は一般車両を改造した専用車で、ディズニーリゾート周辺で目にするアメリカ風レトロ調バスとどことなく似た外観が目を惹き、車内放送では外国人観光客向けに、英語や韓国語、中国語なども流れるようになっています。

上野駅から両国行きの[S-1]系統に乗り込むと、併走する一般路線同様に浅草通りを東へ進みますが、下谷神社前と東上野6丁目は通過し、最初に止まるバス停が菊屋橋です。この路線の開業に合わせてバス停もリニューアルされていますが、観光路線ということで欧米人の平均身長でも意識しているのか、やけに背の高いバス停が、少々不自然に感じられます。

バス停そばの交差点が、菊屋橋交差点です。菊屋とは、江戸期にこの地にあった菓子店の名とのこと。ここで浅草通りと南北に交わる新堀通りが、かつての新堀川の跡で、菊屋橋はこれを渡していましたが、川は昭和8年から10年頃にかけて暗渠となり、橋もその時期に撤去されました。いずれも戦前のことであり、川や橋の痕跡は当然の如く皆無ですが、バス停が現在もごくあたり前のように菊屋橋の名を貫く姿に、橋名がいかに根強くこの地域の呼称として浸透してきたかを実感させられます。

(次回へつづく)

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最終更新日  2008.08.14 12:40:53
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