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カテゴリ:世田谷区
バス停データ
◆所在地:世田谷区 ◆路線:東急バス[反11]系統 みなさん、こんにちは。 東急バスの路線図を見ていると、鉄道網の合い間を縫うようにして、抜け道的な狭隘道路をするするとすり抜けていく路線がいくつかあることに気が付きますが、五反田駅と世田谷区民会館を結ぶ[反11]系統なども、その代表格のひとつではないでしょうか。五反田駅は品川区ですから、もともと起終点の間にはあまり移動の需要があるとは思えません。つまり、途中の区間需要に支えられた鉄道網の補完路線ということができるでしょう。 [反11]系統は、本ブログとしても大変興味深い路線です。既に第95回「月光原」の項でこの路線はご紹介しましたが、本ブログ画面の右上に掲示している唐が崎バス停も、この路線にあります。そして今回訪ねる水車橋バス停は、環七通りを南下してきたバスが野沢交差点から左手の脇道に入り、住宅街の中を500メートルほど走ったところにあります。世田谷区の東南端にあたり、学芸大学駅の二つ手前のバス停になります。 環七通りから学芸大学駅方面への近道となっているこのバス通りは、かつての品川用水の流路跡に沿っています。水車橋は同用水に架かっていた橋の名で、明治期から大正期にかけて、水路の北側に精米や製粉に使われた大きな水車があったことに由来しています。野沢水車と呼ばれたこの水車は、直径5メートルほどの大型だったといわれ、当時の荏原郡としては最大規模の水車だったと伝えられます。 (次回へつづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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先日、武蔵小山へ行ったときに乗ったのがこの路線でした。
小山三丁目から松陰神社前まで。そこから世田谷線~京王線というコースでした。 >途中の区間需要に支えられた鉄道網の補完路線 まさにその通りだと感じます。 (2008.09.26 09:57:18)
chabo48さん、いつもありがとうございます。
私も子供の頃に、現役の水車を見た記憶があるのですが、どこにあったものか全く思い出せません。 保存や復元されている水車と違い、現役稼働中の水車は、やはり迫力が違うんでしょうね。 (2008.09.27 00:33:12)
えいはちさん、いつもありがとうございます。
私もこのあとこのバスで、武蔵小山へ向かいました。追ってご報告の予定です。 (2008.09.27 00:34:50) |