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カテゴリ:目黒区
バス停データ
◆所在地:目黒区 ◆路線:東急バス[黒06]系統 みなさん、こんにちは。 目黒駅と三軒茶屋を結ぶ東急バス[黒06]系統は、目黒通りを西へ走り、本ブログでもお馴染みの元競馬場前バス停を過ぎると、目黒4丁目の住宅街へ分け入っていく道幅の狭い中町通りを北上していきます。今回目指す油面公園バス停は、ここから4つ目にありますが、この路線はその途中にも、「バス停地名学」的に大変興味深いバス停がたて続けに現れますので、順番にご紹介しておくこととします。 まずは、高台への坂を上りきった場所にある大塚山バス停です。古くからこの付近を大塚山と称したようで、大規模な古墳の跡地などと記す文献もあります。公式な地名ではありませんが、右手に大塚山公園があり、周辺のマンション名などにも大塚山の名が使われています。 大塚山を過ぎると、バスは高台を下り、その先の谷地に自然園下バス停があります。目黒の自然園というと、白金台の自然教育園を思い浮かべますが、こちらは現在の中目黒5丁目に大正期に開園したとされる自然園を指すようで、その姿が失われてから久しいように思いますが、バス停だけが頑なにその歴史的事実にこだわっているように見えて、面白いです。 中町通りが中目黒5丁目で大きく左へカーブすると、次が祐天寺裏バス停です。ここはバス停ではなく、すぐ目の前の谷戸前交番前という交差点名に注目です。谷状の低湿地を指す谷戸地名については、本ブログでも以前に触れたことがありますが、このあたりはかつて目黒川の支流だった谷戸前川の水源にも近く、そうした土地の記憶を伝える意味でも、現役で使われている谷戸前の名の意義は深いものに思えます。 そしてバスは祐天寺裏から中町2丁目に入ると、間もなく油面公園バス停に到着します。 (次回へつづく) ↑↑↑ブログランキング参加中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.04 01:12:40
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