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バス停地名学のすすめ

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2009.05.23
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カテゴリ:台東区
(前回からのつづき)

花川戸公園にはもうひとつ、「姥ヶ池」についての説明板があります。かつては隅田川に通じていたという大きな池で、現在の花川戸1丁目あたりが主にその跡地となります。明治24年には完全に埋め立てられたとされますが、花川戸公園の池に往時の名残が感じられます。娘の連れてくる旅人を石の枕で殺めて金品を奪っていた老婆が、ある夜、娘が旅人の身代わりになっているとも知らずに娘を殺めてしまったことから悪業を悔やみ、池に身を投げたという伝承が、姥ヶ池の名の由来と伝えられます。

観光バスがずらりと並ぶ区民会館前から花川戸公園の南側に入ると、浅草小学校が見えます。東京を代表するかのような学校名は、卒業生にとってはさぞや誇りだろうと勝手に想像してしまいますが、明治6年開校という伝統もあり、浅草の文化とも関わりが深いようで、三社祭りもしっかりと学校行事のひとつに組み入れられているとのこと。

浅草小学校の西側には、嬉の森稲荷の小さな社が民家に挟まれてひっそりと佇んでいます。嬉の森とは、古くから隅田川に面して船の目印となっていた森とされています。稲荷社は、森が町家に切り開かれて後、何度かの移転を経て昭和2年から現在の地にあるといいます。震災や戦災での焼失を免れたことから、火伏の神としても信仰を集めているといわれます。

馬道通りを越えると、浅草寺境内の東側入口となる二天門です。普段、浅草寺というと雷門から仲見世を抜けることが多いせいか、二天門から境内へのアプローチは、どことなく新鮮な感があるようです。

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最終更新日  2009.05.24 00:10:09
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