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カテゴリ:新宿区
バス停データ
◆所在地:新宿区 ◆路線:都営バス[品97]系統他 みなさん、こんにちは。 かつての都電11系統、12系統が発着した新宿駅前電停が、東口前から靖国通り上の歌舞伎町入口に移されたのは、戦後の昭和24年のことです。新宿通りの渋滞解消が目的だったようで、後に13系統の始発も統合され、3線発着の堂々とした電停となりました。 新宿駅前を発車した11、12系統は、明治通りが交差する四谷三光町から新宿3丁目へ右折。新宿通りを東へと進み、古くは江戸四宿のひとつ、内藤新宿の中心として栄えた新宿2丁目、新宿1丁目を過ぎると、間もなく四谷4丁目電停に到着しました。現在も外苑西通りとの交差点に都営バスの四谷4丁目バス停がありますが、ここに限らず、新宿通りは新宿3丁目から四谷2丁目まで、すべて都電時代から変わらぬバス停名が連続しています。本ブログとしてはどれを取り上げても遜色ありませんが、やはり「大木戸」との関連で、今回は四谷4丁目を訪ねてみることとしました。 戦前まで、四谷4丁目電停は大木戸と称し、改称後も都電の車掌は必ず「四谷4丁目大木戸」と告げたといわれ、現在もバス停名の脇には大木戸の三文字がカッコ書きされていますが、それほどに、かつて江戸市中への関所の役割を果たした四谷大木戸の存在は、現在に至るまでしっかりとこの地に歴史の根を下ろしているということがいえるでしょう。 (次回へつづく) ↑↑↑ブログランキング参加中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.12.13 23:17:08
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