【甘69】SKIP MAHOANEY & THE CASUALS 甘茶ソウル百科事典 MOONY'S 060 , BILLY'S 056
SKIP MAHOANEY & THE CASUALS / YOUR FUNNY MOODS (DC INT. 3001) '74
SKIP MAHOANEY & THE CASUALS / LAND OF LOVE (A-BET 410 ) '76
(それぞれ P-VINE より PCD-2882,2883 として日本盤が出ています。)
彼等の1ST,2NDにあたるこの二枚のALBUMは甘茶を語る上で絶対に欠かせませんが、やはり甘百では両者ともきっちりと取り上げられていますね。出来の方も甲乙つけ難く、どちらもマストとしか言いようがないです。
私の大好きな SKIP MAHOANEY & THE CASUALS の甘茶曲を順に並べると、
1.WHERE EVER YOU GO - 「LAND OF LOVE」収録
2.YOUR FUNNY MOODS - 「YOUR FUNNY MOODS」収録
3.SEEMS LIKE THE LOVE WE HAD IS DEAD AND GONE - 「YOUR FUNNY MOODS」収録
4.LAND OF LOVE - 「LAND OF LOVE」収録
5.I NEED YOUR LOVE - 「YOUR FUNNY MOODS」収録
となります。
最も大好きなWHERE EVER YOU GO は私の好きな甘茶曲の十指に入る程で、つまり既に私の体の一部として機能してしまっているほど大切な曲です。特にこの曲が担当する主な機能は「好き」という感情、そしてその感情を持った時等に胸をキュンと締め付ける機能及び幸福感や満足感などです。
そういった「幸せいっぱい感」等を私に植え付け、育て上げ、磨きをかけたのがこの曲でして、そして勿論今でもちょくちょくこの曲を聴くたびに胸を締め付けられ、幸福感で満たされるのです。きっと生涯を共にする曲なんだろうなと思いますし、死んでしまうその瞬間にもこの曲が聴けたら思わずニッコリしてしまうんだろうな、なんてね。
YOUR FUNNY MOODS になると多少客観的に聴けるけど、それでも「好き」という感情が何よりも先に出てきてしまう大切な曲。天国でもさまよっているかの様なふわふわ感が、やはりどうしようもなく幸福感や「満たされている」という感覚を与えてくれます。という訳でここまでの二曲は私のかけがいのない宝物。
I NEED YOUR LOVE は海鳥と波の音の入る擬音甘茶の大傑作ですが、個人的にはあまりリアリティを感じなくなってきます。かなり客観的にひとつの作品として楽しむ事が出来ます。でもきっと彼等の作品の中では一番人気が高いのがこの曲なんだろうなー。