第1位 石川秀美 涙のペーパームーン 小田裕一郎作曲 '83
出だしこそ『井上陽水/夢の中へ』だけれども、その後の三段階切り離しロケット的高揚感、疾走感ある展開及び流暢なメロディはまさに黄金旋律と呼ぶに相応しい。テンションも異様に高く、明るく元気で良い。『よい子の歌謡曲/冬樹社』でも『一線を超えちゃった』曲として最大限の賛辞が贈られている。アイドルポップらしい『キラキラ、ウォゥウォゥ』などの無意味な擬声語も華を添えている。メリハリのきいたアレンジも文句なしで日本アイドルポップ史上に燦然と輝く金字塔、奇跡の1曲である。
作曲者の小田裕一郎さんは他にも「石川秀美/妖精時代」、「松田聖子/裸足の季節、青い珊瑚礁、風は秋色」、「沢田富美子/風のシルエット」などポップ偏差値60クラスの佳作を数多く生んでいる。(
小田裕一郎ホームページ )こちらに小田裕一郎さんの作品一覧があります。まだまだ私の聴いたこと無い曲が沢山あります。彼の作品でポップな曲をご存知でしたらどうか教えて下さい!
明るく元気 | テンション | 高揚感 | 疾走感 | グルーブ | メロディ | 器楽 | フェロモン | ボーナス(擬声語) | ポップ偏差値合計 |
9 | 10 | 9 | 9 | 7 | 10 | 7 | 8 | 5 | 74 |