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デスノート 夜神月が勝利する方法
そんな訳で、個人的には夜神月が完全勝利する展開の漫画が二次創作同人誌のような形でも読みたいんだけど、どなたか書いてもらえませんかねえ・・・。 取り敢えず、夜神月が完全勝利する方法ってのを単行本を読む度に考えちゃうんで、折角なので纏めてみました。 1.リンド・L・テイラーを殺さない。(第1巻) 2.Lを「捜し出して始末」しようとしない。(第1巻) 殺人の現場で直接手を下す必要が無いのだから、警察やLがキラを捕まえることはほぼ不可能。よって放置でオッケーな訳だけど、まあ、それじゃあ漫画にならないよね。 (追記)折角なのでネーム書いてみました ↓ 裏デスノート 「夜神月、Lをスルーする」の巻 3.キラのヒントをLに与えない。(第1巻) 夜神月は「キラのヒントをLに与え、Lが接近してくることによって、Lを見つけ始末しよう」とした訳だけど、逆に自分が見つかる可能性が非常に大きく高まるのだから決してしてはいけないことだったよね。漫画にならないからと言ったらそれまでだけど、間抜けと言えば間抜けな訳で、完璧と思えるデスノート・ワールドの中では数少ない理不尽な設定かな。後にミサが「Lを出さなければ世界の警察のトップを殺す」という方法をとろうとした訳だけど、自分は安全圏にいながらLをあぶり出して殺すという方法なら幾らでもある訳だしね。 4.レイ・ペンバーはじめFBIを始末しない。(第1巻) 自分を疑い尾行までしている者を殺せば、自分に強い疑いがかかるのは当たり前。完全に墓穴を掘っちゃいましたねえ。 5.弥海砂と繋がった際に再度LをTV出演させ殺すよう促す。(第4巻) LがTVに出てそれが本物かどうかは夜神月は分かるのだから。 6.レムがLを殺すことを承諾したその日すぐにLを殺してもらう。(第4巻) Lの所在地は分かっているのだから、地図や見取り図、人相を伝え、速攻で処刑してもらうべきだった。 7.弥海砂がLの本当の名前を見た時、間髪入れず強引にLの名前を聞き出しておくべきだった。(第4巻) こっそり耳打ちして伝えてもらうだけでいいんだからね。Lの名前を知ることは最優先事項なのだから、後先考えず、なりふり構わず、チャンスを絶対に逃すべきでは無かった。この6と7は自分だったら間違いなく速効で決断し実行してただろうになあ。 8.アメリカ大統領やFBI長官を脅し、Nの顔写真や名前、素性を教えてもらい殺す。(第8巻) NがFBIなどの施設に出入りし、監視カメラなどに顔が映っている可能性は高い(実際にホワイトハウスに入館している)のだからね。 9.出目川ら暴徒がNの居るビルを取り囲んだ際にNを取り逃すことのないように、もっと暴徒を組織化し、訓練しておくべきだった。(第10巻) 10.高田清美の護衛にハル=リドナーが付いた時点で殺し、Nの動かせる手駒を減らしておくべきだった。(第11巻) 11.魅上照がジェバンニを確認した時点で殺させ、Nの動かせる手駒を減らしておくべきだった。(第11巻) 12.これはデスノートを持った全員に言えることなのだが、そもそも悪人の裁きは不定期に、そして人数もランダムにしておくべきだった。そうすれば、数ヶ月裁きが無くても所有者が疑われたり、Nにノートへの記入のタイミングを計られ、逆に利用されたりすることも無かった。悪人を毎日大量に裁き過ぎた感がありますねえ。(第12巻) 13.魅上照には念のためノートの切れ端を懐に忍ばせておき、いつでも本物のデスノートを使って殺人を行えるよう備えさせておくべきだった。(第12巻) 夜神月は「Nがデスノートのすり替えを行う」ことを確信していたのだから尚更です。 14.倉庫での決戦の直前に魅上照に悪人の裁きを行わせ、報道で確認し、その時に所持しているノートが本物であるかどうか確認したうえで、Nと対面するべきであった。(第12巻) と、まあこんなところでしょうか。まだいろいろ有ると思うので何か他に上手い方法などご存知の方いらっしゃいましたら是非教えて下さい。 史上最高の漫画は? DEATH NOTE(デスノート)原作:大場つぐみ 漫画:小畑健 デスノート 夜神月が勝利する方法 裏デスノート 「夜神月、Lをスルーする」の巻 裏デスノート2 「夜神月、ニアにも勝利する」の巻 再開熱望!死のゲーム デスペナ / 江戸川エドガワ、押川雲太朗 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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L以外の捜査本部メンバーがポンコツすぎるのでLさえ居なくなればいくらでも言いくるめられる、という状況が一応あるから7みたいに「なりふり構わず」した方が結果的に良い場合もあっただろうけど、5や8などはやるべきでない理由が作中でも示されてます。
結果的に月は敗北するのだから、その時点で優勢で余裕があってもなりふり構わずこういう行動をすべきだった(したら勝っていた)という趣旨のエントリーなのは理解してますが、少なくともそのときの月にとっては悪手でしか無いものが多いと思います。 そもそもLの挑発に乗らなければ、というのはよく言われますし置いておくとして、"Lを戦う""Lに成り変われると警察を動かせる"など、月なりの目的があって敢えてした行動以外で完全に月の失策と言えるものは4・14くらいではないでしょうかね。 (2015.08.21 02:40:19)
地理選択 さん、こんにちは。
コメントどうも有難うございました。 >>5や8などはやるべきでない理由が作中でも示されてます。 とのことですが、5は 「(Lは)何か逃れる手段を必ず考える」 「バレてましたか」の所ですか?私はあそこは具体的手段を書いていない(書けなかった)から説得力に欠け作者も苦し紛れに書いてるなと思いました。 仮に何か逃れる手段を考えても、(例えば別人にTV演説させても)夜神月にはバレバレなのだから、結局は逃れられない。従って、「弥海砂と繋がった際に再度LをTV出演させ殺すよう促す」べきだったと思った次第です。 8は、「もし犯人達が先に捕まったら逆にキラを絞り込む材料にされるか」の所ですか?このセリフも具体性に欠け説得力が無いですねえ。 私はそこも、「ニアさえ殺してしまえばあとはどうにでもなる」という観点から「アメリカ大統領やFBI長官を脅し、Nの顔写真や名前、素性を教えてもらい殺す」べきだったと思った次第です。 作者はニアに「私の存在を知ったとしても写真はないし名前も分かるはずがない」と言わせて読者に殺す術は無いと思わせようとしていますが、実際は「NがFBIなどの施設に出入りし、監視カメラなどに顔が映っている可能性は高い(実際にホワイトハウスに入館している)のだから」殺すことは可能だし、殺すべきだったと思った次第です。 またよろしくお願いします。 (2015.08.22 07:09:54) |
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