私の好きなディープソウル
MY FAVORITE DEEP SOUL
【 ディープ偏差値 71 】
FABULOUS 3+1 / BAD GIRL (T&L 1039) '63?
アトランタ辺りのグループが1963年頃にだしたアーリー・ディープ。録音が悪く雑音混じりなのが、かえって土埃を感じさせ味わい深さを生んでいる。ピアノを交えた簡素なサウンドと悲し気なコーラスをバックにヴォーカルが切々と歌います。強弱、押し引き、シャウト、語り風と縦横無尽で自由度の高い唱法が実に魅力的。声質もいいしね。メロディ、唱法、声質、そして全体として感じさせる素朴な味わいが素晴らしい。Lee MosesやHermon Hitsonによる好カバーもあるけど、私はFABULOUS 3+1版の『狙って作りました(笑)』感を全く感じさせないところに好感が持てるんですよね。
「YOU TUBE」で聴けます。
この曲の他のカバーや経緯については楽ソウルさんの記事
「Bad Girl 不良少女」が詳しい。
Lee Moses / Bad Girl Part 1 & 2
Hermon Hitson / She’s A Bad Girl