ザ・スーパー・ポップ宣言

2024/04/14(日)22:34

ブルーアイドソウルの希少な成功逆パターン OSMONDS / I'M STILL GONNA NEED YOU '75

甘茶ソウル百科事典&GANGSTA LUV(476)

私の好きな甘茶ソウル(11) MY FAVORITE SWEET SOUL (11) 【 甘茶偏差値 64 】 OSMONDS / I'M STILL GONNA NEED YOU '75 1970年代初頭「ジミー坊や」の愛称で日本でも人気を博したJimmy Osmondを擁する白人ファミリーグループ、オズモンズの1975年のアルバムタイトル曲。ジャンル的にはバブルガムポップやポップロック的な扱いのグループだけど、ここでは甘茶者には人気の黒人グループYoungheartsの1973年のアルバム収録曲をカバー。ちょっと異色の組み合わせだけど所謂ブルーアイドソウルと呼べる内容になっています。スウィートソウル全盛時に作られたヤングハーツ版はなかなか甘くていいムードなんだけど、ちょっと大人しく上品過ぎる内容で特にリードに思い切りが不足している気がします。甘茶ソウル百科事典に取り上げられた訳でもなく残念ながらそれほどの出来や評判には至らなかった感じ。 2年後のオズモンズのカバーはグロッケンが入るなどサウンドもコーラスも甘さはそのままにより分かりやすくなった感じ。そして何よりリードが瑞々しく良い意味でポップで魅力的。マニアックなソウルを白人のポップグループがカバーすると出来の悪さに幻滅するパターンが多いけど、この曲の場合は数少ない逆パターンの好例と言えるのではないでしょうか。 「YOU TUBE」で聴けます。スタジオライブの様子もどうぞ。 Younghearts / I'm Still Gonna Need You(24分12秒から) 「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです。 お好きなスウィートソウルを10曲ご紹介下さい。 ツイッター始めました(@zoukyeee)。

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