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カテゴリ:読書感想
<読書感想> 死神の千葉が仕事をするときはいつも決まって雨だ。 それなのに、6人目の老婆と出会って、見たことも無い晴天 を見ることができたのはなぜなのだろう。。。 どの人間がいつ死のうが、興味がない死神の千葉。 それなのに今日も人の死を見定める為にやってくる。 なぜか?仕事だからだ。 音楽以外の全てのことに無味だった千葉に、わずかに 興味という感情が芽生える。 不可解な人間のひとかけらにやっと触れられたのだ。 千葉は言う。 人間はおろかだ。交差点を歩く大勢の人は、誰一人と して他人の為ではなく、自分のためにだけ悩んでいる。 その通りかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/05/18 11:56:55 PM
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