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カテゴリ:家族
どーも最近うちのオトンとオカンがです。仕事帰りに駅とかで待ち合わせをして、小洒落たレストランで食事しーの。 その後。花火大会へ行く! などのデートを重ねてるっぽいんですが、二人とも還暦です。 あんまり”人の恋路”をとやかく言いたくはありませんが、やってる事が二十歳代前半のカップルと大差がない。というのは如何なものか? などと思うわけです。 さすがに打ち上げ花火を見た後、テルホにしけ込む! などということはないと思いますが。もう「勝手にしやがれ!」とジュリー(古いか!)でなくとも思うわけですよ。 まあいいでしょう。 (´ー`;)y-゜ ∞ ところでぼくは80年代以降に、独創的なデザイナーを輩出してきたアントワープという街に注目し続けてきたわけですが、なぜ、人口50万に満たないこの街から、世界のモードに大きな影響を与える、魅力のあるファッションが生まれてきたのか? 一つはアントワープ出身の多くのデザイナーが、アントワープ王立アカデミー出身であり、この美術大学では、如何に他人と違うファッションを創造できるか。これを徹底的に叩き込むそうです。 90年代以降、市場主導型が主流になり、均質化が進んだファッション業界において、まずサプライヤーが独自の視点からコンセプトを差し出す。 このベルギーファッションの主体性は、現代という時代背景と深くリンクしてきます。 ∞ なぜなら、今ぼくらの生きている時代というのは、新たなルール作りから始めなければならない時代であり、それは今までの様なものではないからです。 つまり。独創性(オリジナリティ)という力が、根底から試されているのが現在です。 他人と違う視点から考え発想する。 これは日本人が一番不得手とする分野じゃなかろうか?と、思うわけですが。 例えば「空気を読む」という言葉がありますね。これはもう「他人に迎合しろ」と言ってるようなもので、こういった「物差し」一つで、ツマラナイ人間を大量生産していくわけですよ、日本人は。 例えば「ヒト・コト・モノ」が、東京という都市に一極集中しちゃっている、この国の政治や経済の構造が、本来あった筈の、多様な地域の文化を衰退させていったという日本近代史に於ける「原罪」といった問題もあります。 アントワープという街は、ぼくらを取り巻くこういった状況に、一石を投じてくれる。そういう街でもあるわけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 10, 2009 10:41:54 PM
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