ゲニウス・ロキ

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世相

Oct 17, 2009
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カテゴリ:世相



こんばんは~。(++;)/”

いやー。皆さん!(><:)

今しがた、ハウスメーカーの人が、家に商談にきておられまして、

さっき帰っていかれました。

ぼくも全く、知らない業界じゃーないんで話もそこそこに弾むん

ですがね。

住宅市場ってのは今後、確実に変わっていきますよ。

というか、変わらなきゃいけない。

森を切り開いて、住宅地を新たに造成するなんてのは、論外。愚か

しいことだし、もう、するべきじゃない。

ぼくは日本も、アメリカ並みに「持ち家制度」をすすめるべきだと

思っているんですが。

実はこの住まい方と、民主主義制度は、非常に密接な関係にあるこ

とも、今一度、再認識すべきだと思いますね。

地縁で結びついた地域社会が、行政に対して地域に固有の課題を、

問題提起していくという、この意思決定のあり方。

つまり。

市民が自ら法が作り出していく、本当の意味での民主主義の姿が、

ここにあるというわけですよ。

「市民立法」が政治を動かしていく。

郷土を愛する気持ちが、すなわち!

暮らしを統治する政治の本来的な姿と、その心だということです。

自分の生まれ育った土地を愛する感情。

これは、

その土地に。

根付いた人間にしか湧いてこない感情ですよね。

道州制の議論なんてのは、枝葉末節の話なんであって、要は未だに

「権力」の話をしている非常に封建的な考え方をする政治家が沢山

いるっていうことです。

今日は朝から定例の勉強会へ出ていまして、思うことがあったという

次第で、こういう話をしているんですが。

さらに言うと、政治とビジネスの関係は、今後さらに多くの課題を抱

えることは間違いないです。環境問題が、そのよい例ですね。

ぼくらの文明が、鉄と石油への依存から脱却するとき、

人と地球のストーリーに、第二章が付け加えられるということですよ。







Last updated  Oct 17, 2009 11:54:41 PM


Sep 15, 2009
カテゴリ:世相






「美人時計」というサイトのアクセスがエライことになってるそうですね。カーラジオをパチっと聞いていましたらば、そんな話題が出てました。その勢いに乗っかって、今度はイケメン時計というのも企画中らしい。

ま、いろいろ考える人がいるモンです。

ところで朝からスーツのズボンのチャックがパキっと壊れてしまい、今日は終日、社会の窓を全開にしたまま過ごしたのですが。

日ごろのオッサン化が計画的に進んでいるせいか、勢い的には。

パンツの横っちょから、我が愛息!ビスマルク砲がポロンっと出ていても、通報されるか、親切な報告をもらうかの、いずれかの一報を受けるまで、まるで気づかない程に。

ヒジョー!に。(><;)

鈍感になってる自分に気づいたわけです。

そういえば。

小3の頃、体育の時間に、ミートボールが短パンの横っちょから常にハミ出していた男子がいました。

女子に注意されても、一向に直る気配がないので、ミートボール君は小3のあいだ中、ずーーっと、ミートボールのままだったような記憶があるのですが。

ぼくはそれについて今日、ついに深い洞察を得るに至りました!

つまり。

それは気のユルみからくるものではなく。
パンツのゴムが緩んでいたわけですよ!(><*)/

更にこれにオトナの事情がホワイトソースの様にねっちり絡みつくと、問題はやっかいな方向に発展しますよね?

仮にぼくのビスマルク砲がゴムの装着を怠った際、その戦闘能力は、ゴムを装着したケースに比べて3倍の破壊力を帯びるわけです。

これでは明るい家族計画も台無しです。(++:)

ところで、美人時計の話に戻りますが、時計は普通、時間を見るために存在するわけですが、美人時計の場合はこれが逆になっているのです。

つまり。

綺麗なオネーチャンを、見たいよ!о(><;)о という。
小汚いトンデモ野郎どもの享楽の行為と野蛮な目的の為に存在するのが。

その美人時計の本質であるというわけです。

これはある意味では。

時間という概念の、コペルニクス的転回。などとも言えなくもないのではなかろうか。


(´ー`;)y-゛

















Last updated  Sep 16, 2009 07:52:26 AM
Aug 22, 2009
カテゴリ:世相




読売新聞の昨日の朝刊の「顔」(人物紹介)の欄に、自叙伝「筆談ホステス」を出版された、斉藤里恵さんの記事が載ってますね。

昨日ジュンク堂(本屋さん)に寄ったらば、ナンか平積みされましたよ。

ま、この種の”ハンディキャップ”を乗り越えて、ご苦労された人の話が世間の耳目を引く。というのは、よくあることです。

珍しくもなんともありません。

(´ー`;)y-゜

しかしですね。

この斉藤さんの「面白い」ところは、銀座の高級クラブの売れっ子ホステスであり。

しかも!(><‘)/

トークとFカップが唯一の「武器」である夜の街で!メモ用紙とAカップで「勝負」に出たという、このあるまじき無謀さにあるわけです。(><;)


まぁ「売れっ子」である(ぼくは存じ上げませんが)ということですから、そこそこの数のオッサンが、彼女のメモ用紙の上に記された、言葉の魔術の前に崩れ去ったというわけですね。

お写真を拝見してると、フツーに人好きのする顔立ちのAカップ(スポーツブラ)美人で。

その彼女から「耳が聞こえないもので、筆談で・・」などと”囁かれれば”なにかこう。

オヤジの父性本能みたいもの?(守ってあげたい!(><*)/みたいなの)を、くすぐられる要素は、十分にありますね。

しかも、そこそこ気の利いたセリフの切り替えしがあり。

例えば・・↓。

オッサン「今夜、ホテルを予約してあるんだけど、(アフター)どう?」
斉藤里恵「どうって?」
オッサン「どうって、ほら。大人の関係さ(*^^*)/」
斉藤里恵「きゃっー。えっち! о(><;)о」
オッサン「えっちとか言うな!ボケっーーーーっ!」


スイマセン!これ↑

さっきから俺の頭ん中に湧いてる妄想です!(><;)






Last updated  Aug 22, 2009 10:28:34 AM
Jun 27, 2009
カテゴリ:世相




何か「男性用ブラ」ちゅーのがあるらしいですね。
昨日カーラジオで、んなハナシは聞いて、思わずオカマ掘りそうになりました。

イメージ的にはなんでしょう。Fカップくらいは十分にあろうかという、関取体型の立派な方がですね。

こー、なんちゅうんですか?「垂れない」ようにというか?「形状を保つ」ようにとかっ!あるいは「寄せて上げて」

「更に上げて!」みたいな。。。

何かこの話してると、萎えるな。

まあいいや。

取りあえず、ぼくらも明日(あした)くらいから、パッチリとブラをハメないと「たしなみ」の欠ける男子として。世間から指弾されるというわけです。

いいでしょうか?

ぼくも今日はこれから伊勢丹へ行って、ブラ探しですよ!

大体イメージはできてますね。

フロントホックで、フリルの付いたピンク系。ムロン!パットは厚めで、カワイイけど、お姉さま的な挑発だってしちゃうわよ!(><;)的なやつですね。モンダイはサイズですよ。

俺はいったい何カップなんだよ!о(><;)о

そこんとこまずハッキリさせないと、話が進まないだろがっ。ボケーっえ!!






Last updated  Jun 27, 2009 08:38:03 AM
Jun 16, 2009
カテゴリ:世相

川べりでカップルがイチャついているのを見ていたわけですよ、ぼくは!

川べりっつってもナンデスカ?鴨川とかコンクリートで護岸された「都会」の川じゃないですよ。

砂地や潅木の木陰までちゃんとある、本格派プロ仕様!水辺のオトナのカップル向けの、サンダル履きで、足の指とか突っ込んで。

「キャー!冷たいーいっ!モウ!!о(><;)о」みたいなことも、割りとオッケーな感じの場所ですよ。

そこでソコソコの年齢のカップルが水辺にしゃがみ込んで、何かを物色してるわけです。シチュエーション的には「おい!コンタクト落としたから、今すぐ探せ!5分以内に探せ!」「踏むなよ!(><)」みたいな感じでもないわけです。

女「ホラ、この石さん。”鉢まき”巻いてるよ!」
男「おー、ガンバリ屋さんの小石だね。」

とかっ!

最初からありえないわけですよ。確かにね。白い筋がきゅっと一回りしてる石とかありますよ。

男「あっちで綺麗な石見つけた」
女「あたしも!ホラ見て!」
男「ホントだ。綺麗な石だね」
「ねぇ?あたしと、どっちが綺麗?」

アホか!ボケェーーーっ!!
о(><;)о
やかましいわ!

もうこのクラスのバカップルなってくると、我々の理解の度を遥か遠く。サマルカンドをもサクっと超えていきますよね。

だってそうですよ。砂利のついたさ。バッチいーィ。小汚~い、小石と自分を比べてだよ。「どっちが綺麗?」などと問うこの女子の謙虚な姿勢!о(><;)о






Last updated  Jun 16, 2009 07:51:26 PM
May 12, 2009
カテゴリ:世相

大阪の新御堂で、赤信号の歩道前で立ち止まっていたときのことです。見知らぬオッちゃんがこう声を掛けてきたわけです。

「赤信号やから止まらんとアカンな!」

まぁね。車がくる気配は微塵もなかったわけですから、この街の大抵の人は渡ります。大阪の”特別ルール”では、赤信号とは。

「気を付けながら進め。但し!命に関わりのある場合に限ってのみ。立ち止まって良し!」。これです。非常にポジティブな法律の解釈です。(><;)

しかしぼくも折角オッちゃんが話し掛けてくれてれわけですから、無視するわけにもいきません。

「おー!止まらんとアキマセンな!せやないと車が通れへん!」

この後、気脈を通わせたぼくらは、赤信号の間、しばし世間話に興じたわけですが、他の街ではありえなことが、しばしば起こります。

また街でぼくはタバコを吸っていたわけです(喫煙可の場所で)。右手に缶コーヒーを、左手にマルボロを挟み込み、紫煙をくゆらせると同時に、午後からの仕事の段取りをしばしシュミレーションしていたわけです。

そこで、何気に空になった缶コーヒーでタバコをもみ消しつつ、吸い殻を中にねじ込み。そのまま空き缶をダストボックスに捨てようとした瞬間のことです。

向こうの方からパンプスのOL風の淑女が、ガッガッガッと近づいてきて、チョー至近距離で一言。

「お兄ーさん!アホちゃうか!(`Э´*)/」などと!怒鳴られてしまったわけです。

要は、吸い殻と空き缶はちゃんと区別して捨てなさい!と言うことを、50メートルほど先から、わざわざ出張して、言いにきてくれはったわけですが。

お姉さまの言うことは正しい。ぼくが間違ってる。しかしこのシチュエーションはチャップリンの映画でもアリエナイ!о(><;)о

というわけで、今日の一言。


マッチする つかの間の休息に 業深し 怒鳴り込まれる程の 罪はありや






Last updated  May 13, 2009 01:25:21 AM
May 8, 2009
カテゴリ:世相



今晩は皆さん、如何お過ごしでしょうか?
いやね、世の中イロイロとございますね。

パチンっと話題を拾っていくと。やれ豚インフルエンザだ、マクロ経済が以前のように機能しなくなっているだとか、この5月に導入される裁判員制度であるとか、年金制度の今後はどーのだとか、介護の問題だとか、少子化だとか、地方と中央の行政の在り方云々であるとか、どうも今一つパッチリとしない。先行き不透明な話ばかりが先行し、夢がありません。
(´ー`*)y-゜

夢(希望)がないとどういう反応が起こるというと、人たちの心が内向きになりますね。だけども、しかしですよ。ぼくの周囲の人たちの反応を見ていると。

「人と人との絆が大事だよな」

こういう思いが、図らずも世情に醸成されいて、人が以前に比べずっと、優しくなっているような気がしますね。そういうことを、なんとなくであれヒシヒシと肌で感じるわけですよ。

明らかに現状の制度にいろいろな問題が出てきているのに、その問題を解決する代替案を提案できる知恵のある人物がどこを見渡していない上、強力なリーダーシップを発揮できる、勇気と行動力を持った人格者もこの日本という国から絶滅してしまったかのようにすら見えます。

ぼくはこのブログで以前、「イヌの力」という本を紹介させて頂いたのですが。その一節に、こういうくだりがあります。かなり端折って”引用”することをお許し下さい。

ある民族の間では、イヌを狩猟や愛玩や番犬として(役に立つ存在)ではなく、人間に「ぬくもり」を与える動物として、人間の生活圏に(放し飼いにして)置くことを。”なんとなく許して”いるそんな民族文化も地球上には存在するのかもしれない。という仮説です。

ぼくがここで言いたいことは、合理性や利便性の追求が、決して未来永劫に人類の幸せに寄与する思想ではなかったことが露呈したことが、この21世紀という時代に現れた「現象」の意味であるのだ。ということです。

いいでしょうか?非常に真面目な話になっておりますが、ガマンして下さい。(><+)

ところで、近々に長期出張が入る話がチラリと出てきまして(まだ本決まりではありませんが)、で、ピチっとネットをいじくる環境にいない場合もございますので、その際はご容赦下さい。

それから今、「まぐまぐプレミアム」で配信している「ホテル レイモンド」の発行は、なんとか穴を開けないように努力しますが、ここ6、7年。天才、鬼才の名を欲しいままにしてきたぼくの腕を信じてもらって結構です。この話はもっと面白い展開が用意されている筈ですから。
(´ー`;)y-゜






Last updated  May 9, 2009 12:19:44 AM
Mar 23, 2009
カテゴリ:世相
ぼくが一番最後に間近で芸能人(全国区の)を見たのは随分前のような気がします。沖縄の石垣島に旅行に行った時、元テニスプレイヤーの松岡修三さんですね。

ぼくはその時クラブメッドという外資系のホテルに泊まっておりまして、そこで偶然お見かけしたわけです。馬並みにガタイが良くて、ズンズン大股で歩いていく感じで、「おい!あんま、そこら辺の庶民が気安く話しかけんなよ!」的な?オーラがそこはかとなく漂っていた気がします。

まあ、これは庶民の小汚いヒガミなのかもしれませんが、とにかくぼくはサインを貰い損なったわけです。(><;)

しかし今世間を「騒がせている」芸能人といえば、藤原紀香さんと大阪の芸人さんの離婚。これではないでしょうか。

芸能人同士の結婚とくれば、次にくるトピックは、で、離婚はいつになるわけ?的なノリは、なにも芸能リポーターでなくとも、流れ的にごく自然な傾向として我々の頭にはインプットされているような気がしますね。

これは実は、大変由々しき問題なのではあるまいか?

日本人の離婚率が増加傾向にあるということは、よく知られていますし、実際ぼくらの周りでも、その種の話題には事欠かないわけです。

だけどいいですか皆さん。

社会の根本は家族ですよ!家庭がうまくいって初めてぼくらは仕事に邁進することもできるし、ボランティアという、見知らぬ隣人への愛に目覚めることも可能になり、そしてこの国の行く末を案じることもできるわけです。
この家族という単位がぶっ壊れてしまうということは、そのまま社会の崩壊を意味します。

そして芸能人及び有名人の存在意義は、世論をリードすること。いわば公共的な責務を担っているわけです。
それを踏まえて上で、くっついたり離れたりする芸能人及びその取り巻きの方々にはこういいたいわけです。

結婚とは忍耐であり、そしてそれは「芸」を極めることと、同様の事であるのだと。
(´ー`;)y-゜







Last updated  Mar 23, 2009 09:49:02 PM
Feb 19, 2009
カテゴリ:世相
ぼくらは子供の頃にいろいろと躾をされて大人になるわけですが、これはしてはゼッタイいけない!о(><;)о という、禁止事項がたくさんあった様な気がします。

例えばナンでしょう?

「スカートめくりはいけない」

これは一部のエロ派系のヤンチャ少年に限られた特殊ケースかもしれませんが、一応、すべての少年に禁止された行為ですね。
ぼくもこのテの悪事に2、3度手を染めたことがありますけれど、大人がこれをやるとお巡りさんのお世話になるハメになります。

「タバコを吸ってはいけない」

この禁止事項は20歳になると解禁されるという意味では、「スカートめくり」とは違ってくるわけです。むしろスカートめくりの方は、子供ならまだゆるされる、という緩い雰囲気がありますが、おかしなもので、タバコは大人になれば解禁される行為なのに、子供がタバコを吸うと、高校生なら停学処分を喰らったり、罪の重さはこちらの方が重かったりするわけです。
ここには文化人類学的な深い意味合いが隠されていますね。

「本を踏んではいけない」

これは前述の2つの禁止事項とは違い、法的な含みを持ちません。また家庭やその文化の違いによっては禁止事項とされない場合がありますね。
ぼくが子供頃などはよく「本は踏んじゃいけません」とか、または「枕は踏んじゃダメ!頭がイタくなるよ!」などと迷信めいた約束事のような禁止事項というのが多数存在しました。
これは要はモノは大切に扱いなさいという含意の禁止事項ですね。

しかし今、本を踏んじゃダメ!(><)
なんて躾をする家庭はあるんでしょうか?

例えば修学旅行の「枕投げ」というのは、家庭から離れた子供たちがタブーを解禁するというある種の通過儀礼であったわけです。

ところが現代では、本を読む。つまり読書の価値というものが低く見積もられ、教養主義的な文化的慣習が昔に比べて相対的に崩れてきている。もしくはネット環境が普及し、「本を踏んだら賢くなれないよ!」などという叱責を裏付ける「状況証拠」が、時代の変化によってそのものが変ってしまった。

むしろですね。例えばタンスの上や、引き戸の中にあるサランラップなどを取り出す時、身長の低い奥さんは、椅子の上に乗ってつま先を立て、手探りでサランラップを取り出そうするわけです。でも、ああ!о(><;)о でもあと5センチ足りないわ!

例えばこういうとき、非常に頼もしいのが、広辞苑であったりするわけです。







Last updated  Feb 19, 2009 11:49:34 PM
Feb 6, 2009
カテゴリ:世相
「魔女の一撃」ぎっくり腰のことを西洋ではこう呼ぶそうですね。
ぼくは幸い、まだぎっくり腰になった経験がないんですけど、なんとなく「わかる」ような気がしますね。
もう亡くなられましたが、ユング派の心理学者、河合隼雄さんの著作に「ケルト巡礼」という本があります。

河合さんはファンの多い学者さんなのでご存知の方もいっらしゃるもしれませんが、この本の最後の方で実際「魔女」と会われて対談されてるのが非常に面白いです。

中でも面白いのがケルトを背景に持つラフカディオ・ハーンを引きながら文明を論じているくだりです。

曰く「神話」の起源は農業と牧畜にあるという。農業と牧畜の発明は人類の暮らしを大きく変えていった。河合さんはそれを専門の心理学に引きつけてこう語られています。

本来人間は自己と他者、心と体、自然と人間を分けて考えることできないものだ。ところが農業と牧畜。つまり文明を持つためには神話を必要とした。
切り離されたものの「穴埋め」として物語を必要としたというわけです。

言論の世界では「大きな物語の喪失」なんてことが随分前から言われたりしていますが、神話の意義が失効してしまったかのように見える現代という時代にとって、パラレルに現れた人間の認識世界の様相といったものなのかもしれません。

人間のバカなところっていうのは、一つに「我々はどこから来て、どこへ行くのか?」などという”不毛”な問いを繰り返し行いながら世界という大海原を航海する動物だってことです。
高度工業社会は地球環境を破壊し、欧米モデルの経済システムに世界が懐疑的になっている現代という時代は、まさに「我々はどこへ行くのか?」というこのラディカルな人間の思想の方が問い直される時だ、というわけです。

簡単な話です。人類は一艘の船に乗り、海を航海する民だということです。
神話や物語はその羅針盤です。

最近、脳科学ブームだとか、スピリチュアル・カウンセルだとか、勉強法だとか、また別個の次元で自己啓発というのが盛んなっているのは、今はどーもその乗り合いの船が傾いてるんだけど、一人だけ悟りを拓いて、この「苦難」を乗り切ろうとしている状態ですよね。

「いや別に船は傾いてやしないよ、大袈裟だな」って話もありますが、上手に舵を取ろうと思えば簡単な話、チームワークが大切だという、そこに尽きる事柄だという気がするのですが、人間がもっとやっかいなのはそこに目的がくっ付かないとやる気を失っちゃうという点です。

目的、ビジョン、神話、物語ですね。例えばTVドラマの恋愛劇でもいいんです。人は物語を見て、読んで、感動したり、哀しくなっちゃたり、つまり心を揺り動かされることを明日への糧として生きている動物なんだってことが、ぼくには大切なことのような気がするのです。






Last updated  Feb 7, 2009 12:47:29 AM

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