ゲニウス・ロキ

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テレビ

May 27, 2009
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カテゴリ:テレビ






今日仕事から帰ってきて、あまり普段観ないテレビをパチンとつけたわけです。「ニュースステーション」を降りた久米宏さんが、最近またテレビに出てるってのがちょっと頭にあって、且つゲストにこれまたテレビの天才・田原総一郎さんがゲストで出てるって事に興味を惹かれたわけです。「クメパラ」って番組ですね。

感想を一言でいうと「つまらない」←これなわけですが。番組の趣旨は「人物にスポットを当てた情報バラエティ」このへんにあると思うんですが、ホストとゲスト(インタビュアーとインタビューイ)の話がまるで噛み合わない上に、面白い話がなんにも出てこない。なぜか?

田原総一郎さんって人はジャーナリストを名乗っておられますが、元来彼はテレビが好きで、テレビは影響力があるもんだ。その前提の上でテレビを使って面白いことをやろうじゃないか。これが彼の本質なわけです。そのツールとして彼(田原さん)の場合「天下国家」を論じることがまずあるわけですよ。

ところで久米さんはインタビューの名手。などという言われ方をしますが、本当のインタビューの名手っていうのは、相手にとことん気持ちよく喋らせて最後には、インタビューイを丸裸にしているものです。インタビューの名手に必要とされる能力は「無私」「共感」「キャパシティー」これです。これがあってはじめて、選りすぐられた稀有な取材対象の人物・個性に迫れるわけですよ。

ところが久米さんのインタビューの手法というのはどちらかと言うと「対話型」であり、話を恣意的に誘導しようという傾向がありますから。そこで起こる火花散るライブな感覚。どんな話が飛び出してくるやらわからない。といったサプライズを期待できないわけです。

この番組の中で田原さんがこう言ってますね。

「ドキュメンタテリィーは相手が怒ったり、泣いたりしたら成功だ」

随分乱暴言い草ですが、これは確かに一理ある。ただこの言葉の80%は”スキャンダリスト”田原総一郎のテレビ論であり。しかし残りの20%は、人間の本質に迫る真っ当な方法論として傾聴に値するものがありますね。

しかしどーもこの番組。千原ジュニアとベッキーは明らかにミスキャストだな-笑。おそらく久米宏では視聴率は取れないと踏んだ製作サイドが、今人気のある芸人とタレントあてがった。

それくらいの意味しかないのでしょうが。学生運動華やかりし時代。テレビマンであったゲスト田原総一郎さん来歴を語る番組でですよ。必要最低限の「教養」さえない芸人やタレントが、それこそツッコミどころ満載の話題の宝庫を目の前にして、「沈黙」と「えー!」などという子供じみた反応しか取れないというこのサムいシチュエーションは、今更散々見てきた風景であるとは言え。

テレビはもう。ある役割を終えた、「古いメディアである」という余命宣告にふさわしいものであることを、改めて証明するものでしかないことですよ。(´ー`*)y-゜






Last updated  May 28, 2009 02:09:11 AM


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