ハケンの品格を見て泣く
今日昼間、ごろ寝しながらテレビを観ていました。いい天気なんで外出したかったのですけれど、洗濯モンが乾かなかったんですよ。頃合いを見計らってベランダへ見に行くと、まだ湿ってるし。(><)学生時代下宿先で4畳半一間、風呂なし共同トイレで暮らしていたぼくは、当時銭湯へ行った帰りにコインランドリーに衣類を突っ込んで、置いてある漫画雑誌を見るともなく見つつ、30分経つと生乾きでも持って帰りましたけどね。(´-`;)y-゜あの時の生活感覚ってのは、酷いもんで、如何にちゃんと躾られてなかったかが如実に現われましたね。友達の女子の部屋に偶に行くと、これがまたきったない部屋だったりするわけですよ。パンツとかブラとかがそこら放りっぱなしにされてたり。当時流行ったTバックとかね。ここはどこの相撲部屋なんだよ!九重部屋かっ!はっきり言えよ!そんな感じでしたよ。これから東京やその他、進学等で息子さんや娘さんを送り出される親御さんは、マメに様子を見に行くことをお勧めします。ゼッタイだらしなくなりますから。ところで「ハケンの品格」なんですが、途中から観てても泣けましたね。なんで俺は泣くのか?どこらへんで胸をギュッと掴まれたのか?これはやっぱり篠原さん演じるところの(役名は忘れましたが、そして調べる労も取りませんが!><)”ハケン”の女性が、感情を押し殺し、「仕事」以外のことは一切同僚とも関わらず、そしてその同僚の優しさに触れても尚、自分を押し殺し続ける姿勢。その背後にある、彼女が抱え込んだ「闇」の部分に、リアルさを感じたからではないか。ここだと思います。このドラマ、コミカル仕立てで視聴者を惹きつけつつ、おそらく昨今も「問題」とされてる、雇用形態に対する提起を含んだ、そんなドラマでもあると思うのですが、ぼくはもっと違う目線で、人と人との絆や信頼といったものを感じました。働くことの楽しさ一つは、仲間や帰属意識の中にあると思うのです。それが仕事へのモチベーションにもなる。このドラマには、そういうものを超えた人の世界もあるものだ。そんな眼差しがあるような気がしたのです。むろんそこには、厳しさと隣あわせの現実があるということも含めた上での、世界ですね。