濱田家(三軒茶屋)外から観ると居酒屋?陶芸品店?と思うような 和風のお店。 入り口の扉も昔ながらの木でできた日本風引き戸です。 このお店も対面式販売ですが、 お店に入った直後も注文中に悩んだときも「ごゆっくり」と何度も言ってくれるし、 とっても親切な対応をされる店員さんでした。 「ボーロ」(120円) 中にホワイトチョコとマカダミアナッツが入った丸いプチパン。 薄い外皮はパリパリ、中の生地はふんわりもちもちで、 墨繪のフランス生地を思い出します。 ホワイトチョコはマッシュされた感じで入っていて、 ポロポロとこぼれ落ちてきます。 マカダミアはまるごとがごろごろたっぷりと。 表面に出たホワイトチョコが玉になっていて、 甘くてカリカリで美味しい! もしかしてこれが「ボーロ」なのかな? とにかく美味しくて、今回一番の衝撃を受けたパンでした。 「あんず・ショコラ」(170円) 食パンまるごと一斤をミニチュアにしたような形のパン。 袋を開けた瞬間にふわっとアーモンドの香りがしました。 (アーモンドの実は入ってませんが^^) 中にはびっしりのチョコチップと杏子が混ぜ込まれています。 外皮は薄くパリっとしていて、中の生地はしっとりふんわり。 チョコは甘さが調度良く、歯応えが少し残る程度の軟らかさ。 杏子は甘さがあまりなく、シャクシャクとした食感でフレッシュな感じ。 ホテルの朝食なんかに出そうな、高級感あるパンでした。 「金時豆のカステラ」(120円) 金時豆が入った丸い平型のパンにクッキー生地がかかったもの。 生地が不思議・・・ ふわふわの生地の中に、薄いクロワッサンのような層が見えます。 パン生地にパイシートを巻き込んだよう。 それが半生のようにしっとりしています。 金時豆はほこほことしていて調度良い硬さ。 少し煮崩れた身が生地に馴染んでいて美味しい♪ クッキー生地は薄めにかかっていてクドくないですヨ。 「ルヴァン・ナッティ」(180円) クランベリーが練り込まれたU字型のハードパン。 金時豆が表面に等間隔で顔を出しているところが可愛い。 薄い焼き色の外皮はパリパリ、中の生地はぎゅぎゅっと詰まってます。 クランベリーはシャキシャキで金時豆はホクホク、細い本体にびっしり入っていて嬉しい♪ クランベリーは甘い豆とも相性ばっちり。 「クリームパン」(130円) お餅を丸めたような見た目の白くてすべすべした楕円形クリームパン。 生地は表面にテリがなく、中はふんわりとしていて外はやや弾力があります。 肌色のクリームはふわっと口解けが良く滑らか。 バニラビーンズのような粒が見えるけどバニラの味はせず、後に粒々としたものが口に残る 個性的なクリームでした。 「小豆あんぱん」(130円) クリームパンと同じ生地に粒アンが入ったあんぱん。 餡は軟らかくて滑らかで甘さ控えめ。 小豆の粒(皮)があまりなかったのは故意に取り除いたのかな? それでもやっぱりこしあんではなく粒餡、という食感はあります。 表面にびっしりと付いた白胡麻が良い感じに香ばしかった♪ 「濱田家」 東京都世田谷区三軒茶屋2-17-11 グレイス三軒茶屋102 03-5779-3884 9時~20時 月曜定休 |