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国民生活金融公庫のアンケートによると、独立起業者は平均で3200時間(サラリーマン比+50%!)も働いた挙げ句、収入はサラリーマン時代を下回るとの結果だそうだ。
このデータをどう感じるだろうか? 「やっぱり独立は大変だ!」 「でも、大変でもやりがいがあればいい!」 感じ方は人それぞれでしょう しかし、ここで注意する必要があるのは、3200時間の中には「このアンケートに回答する時間」も含まれているということだ。 つまり、「こんなアンケートに律儀に回答するような(要領の悪い)人の平均労働時間が3200時間」ということである。言い代えると、要領のいい人はこんなアンケートはゴミ箱に直行させていて、データに含まれていないはずだ。当然、そういう時間の使い方の上手な人は、短時間労働で高収入を得ていることでしょう。 データが数字で示されると何となく信じてしまうものだが、そのデータが「どういう母集団で、どんな方法で計測されたのか」に注意する必要がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.01.14 18:18:22
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