城輪柵
今日は土曜日で休日というサービス業にしては極めて珍しい休みを取れたのでちょっと早く起きてドライブしてきました。早く起きるために、例の無印良品のおしゃれステテコを、今日の午前着指定で手配していたので、宅配便の人に起こしてもらえました。さて、今日の目的は酒田にある『城輪柵(きのわさく・きのわのさく)』平安時代の出羽国国府だとされています。高校の日本史Bの教科書にも名前だけ載っていた記憶があります。案の定、道に迷って、行き過ぎてしまいました。嬉しい誤算が2つ。まずは、前から行きたいと思っていたが、場所が分からなかった温泉施設『八森温泉ゆりんこ』に辿り着いてしまったこと。これで今度から行けます。もうひとつは、『八幡神社』という神社を見つけたことです。この神社があるのは、現在は酒田市ですが、例の平成の大合併以前は八幡町(やわたまち)という町でした。この神社は、ここの町名の由来になったのかなぁ、と考えながら、次へ。さんざん迷って、ようやく見つけた『城輪柵址』ここだけ平安時代のような雰囲気が。近くに『城輪神社』という神社があったので、ちょっとお参りしてきました。こんな道を抜けて行きます。城輪神社です。入り口には「縣社」と彫られた石柱が建っていましたが、境内では「村社」になっていました。途中で格上げになったのでしょうか。ちょうど田植えの時期。水田と鳥海山がきれいです。お腹が空いたので、酒田ラーメンのお店『花鳥風月』へ。鯛を干した物でダシを取っているというスープは、魚臭くなくてさっぱり。麺は細縮れ麺。チャーシューはとても柔らかく仕上がっていました。本来はこれで終了で、帰りに電器店に寄って帰るだけだったのですが、ふと思い立ち、酒田市飯森山の『南洲神社』へ行ってみることにしました。「南洲(なんしゅう)」は西郷隆盛の号。つまりここは西郷隆盛を祀った神社です。どうしてこんな東北地方に、そんな神社があるのかと言えば、戊辰戦争時、賊軍側に立たされてしまった荘内藩が降伏の際西郷隆盛がとても寛大な処置をしてくれたことに由来するとの事。僕が参拝した時は誰もいませんでしたが芳名帳にはたくさんの名前が書き込まれていました。