宇宙人
『ドレイクの式』というのを聞いたことがありますでしょうか。N=N*×fp×ne×fl×fi×fc×fLこれは、宇宙に知的生命体が住む星がどれくらいあるかを、科学的に計算する計算式です。一見難しそうですが、ただの掛け算。では、どのように計算するのか、見ていきましょう。まず、N*は銀河系の恒星の数。銀河系には恒星が約3000億個あると言われています。つまり、N*=3000億。生命が発生するためには、惑星がなくてはいけません。全ての恒星に惑星があるわけではなく、大体3分の1程度ではないかと言われています。よってfpは、恒星が惑星を持つ確率。つまり、fp=1/3。次にneは、生物が生きていける惑星の数。太陽系の場合、地球と火星がそうです。(火星の場合は、生命がいたかもしれないという期待を込めて)つまり、ne=2。しかし、生物が生きていける条件が整っていても、実際に生物が生まれるのは、3分の1程度の確立だといいます。つまり、fl=1/3。実際に生命が生まれたとして、それらが知能を持ち、我々と通信できるか分かりません。fiは知的生物がいる確率。fcは通信技術を持つ生物がいる確率。fi×fc=1/100。最後のfLは高等技術文明存在期間の割合。われわれ人類は、地球誕生から46億年のうち、高度な科学技術を持ったのは、たかだか100年間程度です。しかし、宇宙には、それより前に知的生命がいたかもしれない。または、われわれが滅んでから誕生するかもしれない。例え存在していても、われわれが高度文明を持っている期間とタブらなければ、知るよしがないわけです。よって、fL=1/50,000,000だと言われています。これらを計算すると、N=14、つまり14個。もしかしたら、宇宙には14個くらいの星に知的生命が住んでるかも。こうして考えると、星空を見るのが少し楽しくなりませんか?もうすぐ七夕ですし。単純な法則に支配される宇宙が複雑な姿を見せるわけhttp://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02623674.1456ed94/?url=http://item.rakuten.co.jp/book/1507002/