ジョインベスト証券
とうとう『野村證券』が動き始めましたね。野村證券グループのジョインベスト証券は5月8日、オンライン証券取引サービスの窓口となるWebサイトを開設し、手数料体系などを発表しました。手数料は現物/制度信用取引のいずれも、平均より低い水準に設定されています。5月14日、つまり本日より営業が始まりました。制度信用取引の手数料は、1取引の約定代金が20万円までの場合で150円。50万円までが200円50万円以上が400円と、いずれの料金帯でも業界で最も低い水準。また1日の約定代金合計ごとの手数料は、約定代金50万円までが300円、100万円までが600円、1000万円までが1000円、5000万円までが2000円。以降5000万円増すごとに2000円増。現物取引の手数料は、1取引の約定代金が10万円までの場合で200円。20万円までが250円、50万円までが450円、100万円までが800円など、それぞれ同業他社各社の平均より安い手数料を設定する。1日の約定代金合計ごとの手数料は、20万円までが250円、50万円までが500円、100万円までが900円、以降100万円増すごとに420円増。これに備えてか、松井やイートレードなど、次々と手数料値下げを発表。松井証券の松井道夫社長は、「オンライン専業証券として一番の脅威は『ジョインベスト証券』」との見方も示しています。「ネット証券は、いずれ大手2、3社に淘汰される」との見方が強い今日、ジョインベスト証券の影響力がどれほどのものになるのか、とても見ものだと思います。ネット株3万円ではじめるネット株ネット株・業界マップ