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カテゴリ:原子力発電所って安全?
今朝の西日本新聞によれば、九電の「やらせメール」事件は、九電とグループ会社の原子力発電事業にかかわる経営陣とその部下が、系統に沿って動いた可能性が強いことと報じられている。
6月28日付けで退職した当時原子力担当副社長だった段上守氏が、原子力担当の執行役員を含めた部下に、番組を再稼働の理解を深める機会にすべきだとの考えを伝達し、こうした動きは、真部利応社長は知らず、「大掛かりなものではなく、末端に広がるにつれてメール投稿の依頼などに具体化していった」とみられると報じている。 松尾新吾会長が、「会長と社長が代わると電力供給に不安が生じる」なんていい出して、真部社長に慰留をしており、段上氏を切って、トカゲの尻尾切りで逃れる姿勢だ。 それらを事件として追うマスコミの記事には、少し興ざめだ。 この事件から見えてくる、原発をめぐる電力会社や経団連と、矛盾にあえぐ民主党政権の関係をもっとえぐる記事は出てこないのか。 そして、その矛盾を起こさせている大きな背景に、国民の考えが3・11後に大きく変化していることを見ておくべきだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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