秋山監督本拠地初勝利に三男も大はしゃぎのドーム観戦
今日は、今年初めてのドーム観戦。去年の屈辱を何としても果たしたいと、張り切る三男と、いざ福岡ヤフードームへ。試合は、オープン戦らしく、トントンと進む。私的には、早く終わって、家でビール飲みなおしたい気分なんだが(だってドームのビールはとにかく高い。といいながら2杯は飲んだが、当然、飲み足りない!)、三男はそれなりに必死。彼は人一倍負けん気が強い。食い気も旺盛な三男君は、4回過ぎると、「ねえねえ、松中弁当って売りよるよ。食べてみたくない?」。「はい、はい」と1000円札を出して買おうとすると、何と足りないんだ(ショック!こんなに高いの?)。そんなことはお構いなく、弁当もぺろりと平らげた三男君は、ビール2杯と250円の枝豆でチビリチビリやってる私の横で、「今日は外人のピッチャーばっかり」「小久保も、多村も、柴原も引っ込んで、DHは田上よ。もう僕が知らん人がいっぱいおる。こんなことで今日勝てると思っとうとかいな」などと話しかけ、メガホンで「秋山監督、和田出して」「村松は」などと叫びだした。9回になって出てきたファルケンボーグ【写真右下】。マウンドに立った姿を見て、「でけー」と大声で叫ぶ(この人身長2メートルだ)。 9回2アウトで、ぞろぞろと帰り始めた人たちを見ながら、「何で帰るとかいな。勝負はまだわからんとに。最後まで応援せんと」などとブツブツと。最後のバッターに投じられた150キロの球に、今度は「すげー」の叫び。秋山監督本拠地初勝利が決まると、「やったー花火だ」と、またまた大はしゃぎして、藤井フミヤの「勝利の空へ」を大合唱。「野村監督はしょんぼりしとっちゃないと」と、公式戦モードの三男君は、「今年は楽天より上やね」と、自信満々。もちろん、帰りのバスの中では、すでに爆睡状態で、「アイス買っちゃるけん」の言葉で目を覚まして、どうにか家まで歩いてくれた(ホッ!)。というわけで、ホークスは勝利し、三男との楽しい一夜を過ごせた(めでたし、めでたし)。■今日の試合結果2009/03/05(木)vs 東北楽天ゴールデンイーグルスヤフードーム(18:00) R H E 楽 天 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 6 0 ソフト 1 0 0 0 0 0 0 1 X 2 7 0 第2回戦 1勝1敗0分 観客数:23,266人 勝:摂津1勝 S:ファルケンボーグ1S 負:ラズナー2敗 ホームラン 中村紀1号 松田1号■今日の秋山幸二監督語録(西日本スポーツから)(試合後の記者会見) -松田にチーム本拠地第1号が出た。 「マッチ(松田)は完ぺき。(昨季も)楽天戦は打っているから。直球を完ぺきだった」 -重い雰囲気の中での一発だった。 「それは関係ないよ。今は打席で自分の打撃かできるか。その意味でマッチはいい状態できている」 -春季キャンプでの練習の成果が出た。 「マッチは『一発で仕留める』ことをやってきたし、その意味で仕留めたからね。その前の中飛もいい感じだった」 -最後はファルケンボーグが締めた。 「この時期に150キロだから。軌道がツーシーム気味? 沈みながら、伸びながらね。緊張した場面で投げて、いい練習になっただろう」 -他の投手も好投した。 「摂津もあの場面でいい投球ができたし、ローも順調にきている。(ホールトンは)一発食らったけど、あれは失投。あのへんは考えないとね」 -ジャマーノは3番手で無失点だった。 「1回だけだったけど、いいんじゃない。次(の起用法)の形はこれからね」 -ファンも喜んだ。 「マッチの一発を見て、投手も新外国人や新戦力を見て、何とかやってくれそうな感じだったからね」