高島宗一郎市長は、まじめに働く市職員を平気で谷底につき落とす奴だ!
随分古い話だが、福岡市の道路の用地買収をめぐって、市の職員が、その用地面積を水増ししたことで多額の補償費を支払ったことが2004年にあきらかになった。そこで、民主党・吉田福岡市政は、関与した現・元職員計7人を相手取り、損害賠償金額約1億3400万円を求める訴訟を、2010年に福岡地裁に起こしたのだ。福岡市側が、元の土地所有者に、水増し分を返してと訴えたんだが、2008年9月、最高裁はこれを退け、損害額を取り戻せなくなっていたのだ。日頃は、人工島へ湯水のごとくに税金を注ぎ込んでいる福岡市なんだが、この時ばかりと、「公金への厳しい視線などを総合的に考えて提訴を決めた」と説明し、自らの職員7名を提訴するという、実に馬鹿げた、大人気ないことをしたわけだ。これは、実のところ、地方自治法に従えば提訴したこと自体が大間違いである。職員は、市の指示に基づいて仕事をしているわけであり、その仕事の内容が、市に結果的な損害をもたらしたからと言って、損害賠償請求をされるなんぞ、たまったもんじゃない。ならないかい?人工島事業にかかわった職員は、将来、人工島が福岡市民意損害を与えたと判断された時には、賠償請求されるのか?まあ、そんな話だろう。当然、当ブログは、人工島における仕事が損害賠償の対象となったときには、桑原敬一・山崎広太郎・吉田宏・高島宗一郎の4人が、「7社会」+積水ハウスの会長・社長経験者とともに、責任を負えばいいと考えるが・・・。ところが、問題は、幹部職5人については時効だといい、一般職と係長の2人だけに和解金を求めたのである。福岡市は、確かに、日本一、借金を抱えた街だし、日本一、市民の生活に冷たい街だ。でも、手足になって働いている従順な職員にまで、こんな仕打ちをするとは、もう、あきれて物がいえない。高島宗一郎とは、そんな市長だ。市民の代表者として、失格である。