旅行会社に勤務(添乗員を経験)
バスの運転士になろうと思ったのは、旅行会社で企画や添乗の仕事をしていた時。添乗員として旅行をすることはやっぱり仕事。プライベートの旅行気分にはなれない。だから一日中気を抜けない。バスの中でも結構やることあるし、宴会でもお酒のお付き合い。更に二次会へも誘われたりして。自分は付き合いがいい方なので、それほど嫌な想いはしなかったけれど、それなりに疲れる仕事だった。
そんな中、大きな観光バスを自由に操る運転士に憧れ始めた。運転士は旅行の営業も企画も手配もしないで現場へ連れて行くだけ。いいな~と思う日々が続いた。観光業界はバブル崩壊後の最悪の状態が続く。しばらくして旅行会社をリストラされた。退職後に他の旅行会社から引き抜きの話があったが断った。そして、ここからバスの運転士への挑戦が始まった。
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