母校を応援
高校野球を観戦して来ました。今日は2回戦。自宅から車で30分の地元の球場へ。駐車場へ着いたら、球場から歓声が聞こえてきました。それだけで鳥肌が。入場券600円を払って球場内へ。着いたらもう5回裏でした。スコアは、2-1で母校がリードです。雨が降って肌寒い天気でしたが、たくさんの高校野球ファンが来ていました。この雰囲気にはどうしても弱い。席に着くまでの間に涙が出て来る。弟がこの球場で戦ったのは8年前。あのときは惜敗だった。応援していても悔しくて、負けてから弟の所へ行って励ましたのを覚えている。今日の試合は、その後母校が1点を追加し3-1となった。しかし、9回裏は先頭打者にフォアボウルを出した事をきっかけに、2アウト2ストライクから1点取られ、3-2と1点差になってしまった。これで、同点どころかサヨナラのピンチを迎えた。ランナーを1、3塁において、バッターは相手のエースピッチャー。先ほどヒットを打っている。同点覚悟で見ていた人がほとんどだろう。打者が叩いた打球はレフトへ痛烈なライナー。落ちると見えたが野手がつかんだ。母校は勝った。何とか勝った。応援団は大喜びだが、相手の選手達はがっかりしている。この選手達の姿を見ていると、母校がかったとはいえ素直に喜べない。相手がかわいそうになる。高校野球って残酷だと感じた。最終回の相手の粘りはすごかった。自分は目に涙を浮かべながら、試合後の両チームを見ていた。ほんの少しの差だった。