やんちゃくちゃ

俺の名は・・・







ズシ家の末っ子として生まれた。

生まれた時が小さかった俺に母はずっと

「一杯食べて大きくなれよ。」

と言っていた。

体重が５キロになった時、それは見ていて恥ずかしい程、喜んでいた母。

今では８キロにまで成長した俺に母はまだまだ

「一杯食べて大きくなれよ。」

って言ってくる。

一体俺は何キロになったらこの言葉から開放されるんだろうか？

でも、知ってるんだ。

俺が大きくなるにつれ母の肩こりと腰痛が悪化していくのを。

お姉ちゃんが休みの日に母の腰と肩を揉んでいるのを。

それでも、母は笑顔で俺を抱っこしてくれるし、

「大きくなれよ。」って言ってくれている。

母の肩には、俺だけじゃなくて、姉や兄２人。

４人の子供の将来が乗っかってるんだ。

でも、母は笑顔でみんなに「大きくなれよ。」って言うんだ。


「子供が元気に成長するなら、母の肩くらい安いモン♪」

なんだって。

だから俺、決めたんだ。

早く大きくなって、今度は母を守るんだ。って。

母が色んな思いを込めたこのTシャツが似合う男に一日でも早くなるんだっ！って。



咲き乱れるは

恋の花

散るは一瞬

潔ぎよく

初代総長　彩加

特攻隊長　龍人

爆音隊長　虎丸

笑顔ノ天使　玄


笑顔ノ天使って・・・

そんな母の将来の夢は。

４０歳までにガンプラのMG全種類を作りあげる♪

だ、そうだ。

俺、大人になりたくないな・・・