★植物的勉強法~目指せ遺伝子革命私が、よく生徒さんに言うことの一つとして、勉強は、木であるということである。なぜそういう話をするかといえば、勉強がどういった形をしているかを分かっていないと、勉強の方向性が定まらないからです。 どういう話かというと、勉強を植物になぞらえての話です。 根が基礎です。基礎部分がないと栄養や水を吸収できず、成長することは出来ません。また、根たる基礎科目をしっかりしていないと、勉強の木自体が倒れてしまい、勉強その物が分からなくなってしまいます。 そして、根が生えると、勉強の木は着々と生長して行きます(もちろん根も成長し続ける必要があります)。そして、知識の枝をはやして生きます。 知識は葉っぱです。枝がおいしげることに多くの葉をつけることができるようになっていきます。 しかし、知識の葉っぱはいずれ落ちる運命にあります。それは仕方ないことです。しかし、今度はより成長した枝に多くの葉っぱをつけることが出来るのです。 勉強を続けていくと、勉強の木は進化することがあります。落葉樹が、常緑樹に徐々に変っていくのです。そして変わった部分の知識の葉っぱは落ちなくなるのです。この変化は努力という名の日光を受け続けて光合成を生じさせ続けた結果生じます。 木の実はひらめきです。勉強の木から発生した木の実は土に返り、新たな知識の木を生み出します。そして、他の分野についても知識を蓄えることが出来るのです。 と以上のたとえ話をすることにしています。 今の話は、基礎の大切さ 勉強が出来るためには日光である努力が必要であるということ 知識は失われるが、また補充できる。努力によっては失われな いものとなる そして、勉強しているとひらめきによって他の分野も理解でき るようになる ということを伝えるためのものです。 勉強がなにぞやっていうことは大人でもわかっていないと思います。まず、大人が把握することが子育てにとって、大切かもしれません。 ★★★ 前にもどる |