覚悟とすごみ

こんな家業をしているとたまに、少子化だから、不況だから大変でしょうと言ってくださる方がいる。 だが私は不思議なことに、それを感じたことがない。 塾産業が、間違いなく飽和期を過ぎ、衰退期に入りつつあることは確か。 しかし、どういういきさつがあれ、この仕事をやると決めたのだ。 商売だから、利益を出さないと意味がないが、利益だけにこだわるなら、ほかにもっと良い方法がいくらでもあろう。 でも私はそこに行かない。理由はいろいろあるが、そう決めたから。ただそれだけ。 結局、方法に良い悪いはない。なにを選ぶかなのだ。 この方法なら成功するかも．．とか考えているうちは、まだまだなのかもしれない。 （自分を考えずに、方法ばかり追っかけているのは確実に無理が生じる。その理由はわかっているが、別にここでは書かない） 自分はなにを選ぶか？ なにを貫き通すか？ そこに覚悟が生まれるし、すごみも生まれる。 深堀りするからこそ見えてくるものがある。 そんなことをある方の話（DVDで）を聞いて感じた。 その方は、間違いなくある道で一流だし、一流になった理由は能力と努力はもちろんだが、根底には覚悟がある。そう思った。 覚悟がある人は間違いなく深い。私もそうなりたい。