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「あの先生はわかりやすい」
生徒からの評価。 先生としてはそう言われるとうれしい。 が、それに甘えてはいけません。 「わかりやすい」だけでは不十分です。 なぜか? それだけでは学力が付かないから。 もっと言えば、テストの点数が上がらないから。 仙台で家庭教師をされている菊池先生が、 「分かりやすい指導」と「成績の上がる指導」は違います とハッキリ書かれています。その通りだと思います。 池上彰がテレビで解説している番組は、なぜあれでいいかというと、 知的好奇心を満足させる、娯楽番組だから です。 視聴者が、なんとなくわかった感じになれば、テレビ番組としてはそれで完結するからです。 現に、数日すると多分ほとんど忘れてる。でも、実害はほとんどありません。 しかし、子供たちが勉強すること、また、さらに時間と費用をかけて塾に通うと言うことは、成績アップにつなげていかなければなりません。 そのためには、 わかりやすいと思った授業をもう一度自力で再現(解き直し)し、 類題を何題も解いて、誰にも教わらずにできるようにし、 さらには、忘れないように折に触れて何回も見直す。 もちろんわからないことがあれば、ドンドン質問したり、再度調べ直すことが肝要。 菊池先生の言葉を借りれば、「脳にやさしくない」ことをしなければなりません。 当然、これを自力でできるなら世話ないのですが、そんな人は一体どれだけいますか? だからこそ、塾に来るわけです。 池上彰の解説がわかりやすいのは、そこで話が終わるから、わかりやすい解説だけ思い切ってできるのです。 授業がわかりやすいだけではダメなのは、それだけでは成績アップにつながっていかないからです。 「あの先生はわかりやすい、楽しい。」 そう言って子供たちが塾に通うと、親御さんは安心しますが、その後の様子がどうなのかを見る必要があります。宿題は当然なのでしょうが、そのやり方や処理の仕方は千差万別です。 一つだけ言えるのは、成績アップの指導は、非常に地味で手間がかかることなのです。 少し長くなりそうなので、次回に続けます 平成30年5月29日(火) 大田区松栄塾 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.05.29 20:00:09
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